前回のONE PIECE・新刊感想

 今週、久々にONE PIECEがありましたね!! しかも新シリーズスタートです!オープニングもエンディングも変わりました。うはぁ。かっこいいぞ、オープニング。ボーイスタイルは好きじゃないですけど、歌詞がONE PIECEらしい。ちゃんと「ONE PIECE」ってラストに言ってるし、合格です。そんで、絵がね〜。新シリーズの絵がいっぱいで、ちょっとうきうきしました。デービーバック(玉つきやらアフロ)とか、青キジさんとか、カクさんとかまで!! きゃーきゃー、そして、ウソップと戦ってるルフィ……日曜日の放映の時は何のことか分かりませんでしたが、新刊を読んで分かりました…(その話は後半、新刊感想部分にて!)。もう、ますます目が離せないって感じです。
 前回タコバルーンで逃げて来た麦わら海賊団。そのタコとのお別れシーンが素敵でした。「グランドライン中のタコをシメてやれ」(byゾロ)「あばよ、海鮮食材」(byサンジ)とか。まぁ、ほんのちょっとの間でも船に乗ったら仲間なんだわ!という感じがしました。しかしまぁサンジくんの生き生きしていること。新シリーズに入って、さっそくハート飛ばしまくりです。でれでれしすぎ!!(笑)
 ところで、ドンフラミンゴ、カッコイイですね。田中秀幸さん。印象的なお声でした。ちょっとイメージ違うかな〜と思ったのですが、深い! 飄々と君臨するって感じが出ていたと思います。いつかルフィ達と対戦する時……ちょっと怖いですね。暗示系の人って。
 そんで、ロングリングロングランド。面白い〜。ながーい!! だーっくすふんどとか、可愛いし。あと、ラストちょっとだけ出てきたフォクシーもいい感じです。オヤビン!! 好きです。悪役っぽい声だぁ。
 しかし、エンディングはどうなんでしょう? タッキー&翼って……どうなんでしょう…? 絵はたいへん可愛らしかったのですが、タッキー&翼って……。あと、サンナミファンは狂喜乱舞な絵でしたね。チャリに乗ってるナミさんと、それを追い掛けてるサンジくん。らぶりー。どこまでも追い掛けてく感じですね。そいでもって、ペンギンに踏みつけられてるゾロも素敵でした。

 新刊感想〜。35巻のタイトルは「船長」キャプテン……非常に深いです。そのタイトル。何度もONE PIECEには泣かされてきましたけど、今回も涙しました。…一番辛い涙じゃないかな〜と思います。今までのは、「感動」と言っていいと思うのです。「ルフィ…助けて」とか「クソお世話になりました」とか「いい人生だった」とか「また仲間と呼んでくれますか」とか、そりゃもう滝のように泣きましたけど、今回の涙は種類が違う。苦しかった……。とっても。悔しいというか、悲しいというか、怖いというか………「重い」というか……。心にズドンと鉛を落とされたような気分になりました。ありえる、と思うのです。そういう展開は。当然考えつくものだと思うのです。主要な仲間が死んだり、離れていったり…とか。だけど、ちょっと辛すぎる。そんなあり得ない別れとか…いやだし。
 だけど、ウソップの心意気は分かるのです。ルフィの決断も。だから…余計に苦しい。くそう、尾田っち、やるな……。だけど、仲間のやられた姿に、四人の男達がキレるシーンの素敵なことといったら!! 新しい技名前にドキドキです。「鴉魔狩り」とかカッチョイイ!!「パーティーテーブルキックコース」とか、「桜並木(ロゼオコロネード)」とか、みなさん技名は自分で考えておられるのでしょうか…? と疑問に思う程です。
 ウソップとの対決シーンは…ほんと、涙なしには読めませんでした。メリーがね…泣いてるみたいに見える絵が、一番キました。回想シーンを次々に挟んだりしてさ……。そして「重い」と一言だけ言う、ルフィの姿に、どうしようもなく泣いてしまいました。その後のゾロがかっこいいのなんの。だけどルフィが初めて見せた弱音……そして涙。この海賊団は、凄いところまできてしまっているんだと思いました。今までがおかしかったのかもしれない、と思うほど、彼らは思い切りよく航海を進めていたから……。どうか、読者が喜ぶ決着をつけてほしいと切に願ってやみません。ロビンちゃんの行方も気がかりだしさ〜あーあーあー…どうなるんだよ〜ONE PIECE!! マジでジャンプ立ち読みすっぞこらーっ!
 こんな苦しい中で、唯一の楽しみは、扉絵連載のゲダツ様……どんどんうっかり青海で頑張ってる彼が素敵です。んーんー!!
 また春に映画があるみたいですね。特別に大きな事件がない限り行きましょうね、樹さん。今回は「今までで一番笑える! 一番泣ける!!」らしいですし。タイトルは「オマツリ男爵と秘密の島」だってさ。

ONE PIECE 35 (ジャンプ・コミックス)

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