生きにくい時代にただ歌が

 今日は温かく過ごしやすかったです。本格的に春の気配。よしよし……寒いよりは暑い方がスキなので、はやく冬から脱したいです。
 先週の土曜日に、Aさんとご飯に行ったというエピソードを書いていましたが、その時私達は「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」という歌が何物語の誰の歌だったかで頭を悩ませてました。……話の発端は「強飯」だったのですがね。「こんなん、真面目に国語やってた人か文学とってた人にしかわからん話やでー。ちゅーか、そんなん覚えてるのうちらだけかもー」と笑い話で終わったんですが、今になって気になったので調べてみました。……で、かなりショックを。……伊勢物語じゃんか。在原業平じゃんか。大学の時にしつこく勉強していた彼のことを、すっかり忘れていたとはっ!! 授業を取っていたからだけではなくて、個人的な興味も相まって、かなり好きだったのに……。私の記憶力ってこんなものかー(~_~;)。かなりニヤリなエピソードの持ち主で、勝手な見解をしてはウハウハ鼻息を荒くしながら、のあに「聞いてよ、業平くんはさーっ、実はさー」とか話していたのに。大学時代のノートを紐解きたくなりました……いつか小説に使いたいくらいの人なのに……ここまで有名な話まで忘れるとは……いや、マジでショックだ。