はじめての後輩

初お目見え、後輩のMさん。
ああ、なるほど。優しそうな真面目そうな青年でした。

で、体格がなんというか、覚えのある感じで……なんというか、ゴールドとバープルの中間……?
でかいなぁ、としみじみ。

一生懸命な感じで、私にもこんな時代があったのかしら、となんだか恥ずかしくなりました。
そういえば、最初一人でフロント立つの嫌だったもんなぁ。それを思うと同業でちょっと勤めていた後輩のMさんは堂々としたもんだと。

堂々と……してるのに、そう見えないのは猫背のせいでしょうね………
そこだけがなんだかちょっと注意したくなりました。
「背筋を伸ばして下さい!」て。まだ言ってないけど、いつか言っちゃうだろうなぁ。
なんかでかい背中がくるんとなってるのがせせこましい。

ま、ヒトミシリィなので、しばらくは距離感を保って生活しますが。
多分向こうもそのタイプだと思います。

でも、バンバン言われて平気な人ならいいんだけどなぁ。パープルに言ってるみたいに「中身を合わせろ!」「痩せましょう!」とかってて軽口混じりの応酬ができるようになれたらなぁ。


でもさ、年下の先輩ってちょっと扱いにくくね? 特に異性ってよ。
まぁ年上の異性の後輩ってのも、ちょっと難しいけどさ。
これがいっそ大きな年の差なら問題はないんでしょうけど、微妙な2歳差。


あ、私は敬語使いますけどね。
この生きにくい世の中に、自分よりも1分でも1秒でも長く生きている人は総じて尊敬に値する。
…というのが持論なので。
「すげぇなぁ私より長生きで」ということです。
ん?変ですか?

でも、「年は私のが上でも、職場では彼女の方が先輩」みたいな人に対しても敬語使います。最近ちょっと馴れ馴れしくてどうでもいい会話の時は忘れがちだけど、基本姿勢は敬語。


さて、彼はどういう風に話してくるかな?
ま、どっちゃでもいいんですけどね。