和紙ちぎり絵展

 今日は、Aさんと一緒におでかけしてました。“京都市勧業会館みやこめっせ”でやっていた和紙のちぎり絵展覧会に足を運んだのです。しかし、修学旅行生が街に溢れかえってます。さすが5月ですね。色んな制服がよりどりみどり。ただ、長袖は今の時期、もう暑いと思うのですがね…。
 
その展覧会、Aさんのお母様が出典なさってまして、伺ってみたわけです。いや〜しかし、ちぎりれ絵って奥が深い。むちゃくちゃ綺麗でした。遠くから見たら、マジ描いたみたいに綺麗。よーくよーく見ると、何重にも何重にも和紙が張られている。薄い和紙は、色が透けて、繊維の模様も綺麗にとけ込んでいて…。見事です。そうやって張り重ねるせいか、普通に描く絵と違って、すごく重厚感がある。んー…ごくごく平面だのに、3Dみたい。油絵に近いのかな?でも、透明感があるのに、重厚感があるんです。不思議不思議。
 
私が一番気に入ったのは、「水路閣」という作品。南禅寺のあの水路閣ですね。もともと風景としても大好きなので、絵にすると、さらにうっとりしました。

 
ただちぎり絵って、おばさん、おばあさんの趣味…という感じらしく、若い方があまりいないようです。もう少しリリカルに富んだ作品も見てみたいな?とか思ってしまいました。

 
そして、クソ暑いのにふらふら歩いて都路利へ。珍しく、待っている人が少なかったものですから、並んでみました。普段なら20分、30分待つのは当たり前なんで、私は「じゃあいいや」と断念するのですが。今日は時間帯が良かったのか、空いてました。パフェ食べましたよ〜。うまかった。でも「北極」「南極」というひじょーに分かりやすいタイトルのかき氷はいかがなものかと思いました。

 
それからも新京極の方をぶらぶら。人、わりかし多かったです。久々に外出して、久々に歩きまくったので、足が痛い…。ひ弱なもんです。

 
本屋では、マンガ3冊とゼロサム購入。夢路行さんの全集、買うつもりです。全25巻らしいですが、好きなので。頑張ります。帰ってからさっそく読みましたが、んー…なんか、「私が生まれた頃からマンガ家やったんやな〜」というのがよく分かる、時代を感じさせるマンガでした。いいけどね、そういう雰囲気のも嫌いじゃないし。でもスタンスは昔からかわってないみたいね。好ましいです。優しくて、ほっとする感じ。ゼロサムの感想は、ちょっと熱くなりそうなので、裏日記へ。