奥田英朗『空中ブランコ』、他
まずは…というか、今日は感想文ばっかです。
奥田英朗『空中ブランコ』文藝春秋
相変わらずのにバカっぷりでした。いや〜伊良部先生、どこまでやっちゃうんでしょうか。ますます磨きがかかったバカっぷり。でも実は天才?!と思わせる。
世知辛い時代に、精神を病む人は多いと思いますし、この本に出てくるような人もたくさんいると思います。だけど、思い切ってこのどうしようもない精神科医に救ってもらうのも一興かもしれません。とにかく、愉快でした。
でも前作に比べて、ちょっとだけ行動派になってますね、伊良部先生。空中ブランコに、野球に、らくがきに……。結構体張ってるじゃん。デブなのに。
昨日から、マンガばかり。まずサイコの10巻。どんどん分からなくなっていきます。これ、一気に読まないとどんどん内容忘れますね。気持ちが悪い。
ブレーメンの最終巻。ううー。もっと続いてくれても良かった。なかなか面白い話でした。「食欲魔人シリーズ」から何年も経ってからのシリーズ2。愉快でした。ブレーメン達が可愛かったし、泣けたし、笑えたし。とにかく、リトルグレイが好きすぎて(笑)
それから、ゼロサム。最遊記がステキでしたね〜。やはり、原作がいいです。三蔵がヘタレで子供っぽくて。あと、破天荒遊戯も。いいですね〜アル坊がヘタレで。ちなみに、ただ今ドラマCD聴いております。ちょーっぴり配役に不満があったりなかったり……演じ方の問題だと思われます。ラゼルがなー…可愛いんだけどなー…。なんかちょっとなー。あと、美咲を演じてる櫻井さんがあの無表情男をやっているのが不思議な感じがしました。もうちょっと低い声でお願いします。
遠藤さんの退引町も面白かったです。やっぱりマンガってのは、何回読んでも面白いものにつきますね。川原泉とか、遠藤淑子とか、笑えて泣けて、それでいて何度読んでも面白いものが大好きです。
メス花とか、バイトは家政婦の感想は裏にて…。