「いま、会いにゆきます」

 そんでもって、今日は終わってから母とデートしてきました。映画です。母が見たい見たいとうるさく言っていた「いま、会いにゆきます」を見に行きました。最終日ですよ〜。ついでにハウルの前売り券も買っておきました(予告からかなり面白そうな雰囲気です)
 映画の感想は……まぁスタンダードで泣けました。王道で、間違いない感じ。そういうのは素直に気持ちよく泣けるので好きです。多少「ああ、普通の不思議な恋愛もの」と思えた感じはありますが、でも情景とか、感情の描写が綺麗だったし合格です。うん、本の方が読みたいな。もう筋書きを知ってしまったので驚きが少ないでしょうけど。
 しかし、私は別の意味で泣いている所もありました。ついつい高校生の恋心な模様を見ると「吉良と桜子!」と思う癖がありまして…。おまけに、しばらくしてから再会する…というあたりとか、弱いです。そこで、ちょっと使いたいセリフを思いついたのでここでいきなり名場面……
「背中を預けあう戦友みたいな関係も良かったけど、正面から抱き合ったらもっと安心できて、もっと素敵だったな…。それだけで無敵な感じ」
 なんて言うんでしょう、この胸がぎゅーっとなる感じ。私は、彼等に思い入れが強すぎるのかもしれません。遠くに行った大事な友人のことを「どうしているかな?」と懐かしむ時の気分にも似て、切なくて。それと同時に同じ時を共有出来たことに対する誇りとかを感じて。こういう感情も長年執筆活動している醍醐味って言うんでしょうか?
 いつもより1時間遅寝なだけでもうフラフラです。体力ねーな、おい…