ミスポリ感想・身長差萌え

 久々の裏日記更新です。忘れていたわけではありません。普通の日記もキツイと思う程余裕がなかったのです。煩悩はフル回転してる時もあったのですがね。
 それでは、暇がなくて書けなかったミスポリ新刊の感想から。
竹内照菜 プリーズ・ミスター・ポリスマン!9『夕暮れを、待ってる。』(竹書房文庫)
 帯の文句からやられました。「ごめんね、ユキ……あなたを守れなかった。」その文章を見た瞬間から、涙が溢れそうになりました。まさか、まさか!! みたいな気分になりました。ヤクザ同士の抗争に巻き込まれて…とか。六条の近しい人間だから狙われて…ということが起こったのかと。だけど、それは杞憂に終わってほっとしました。そう、本当は六条が責任を感じる必要なんかないのかもしれない事件で。だけど、彼はどこまでもユキに対して真剣だから。楯になれなかった自分を悔やむのです。すぐに駆けつけられなかった自分を責めるのです。愛しすぎて無力を感じてる彼が、最後まで痛々しい巻でした。
 六条の二面性は今に始まったことではないし、それをひっくるめての彼であろうから、認めるしかないのは分かっています。しかし、水槽の熱帯魚を殺すシーンは怖かった。安心して眠れる、幸せそうだと微笑む姿をユキが見たら何と思うだろうか、と考えてしまいました。だけど、ユキの目の前では、信じていない神にさえ祈る真摯さで、ただ子供のように想い続ける。怪我をしているユキよりも、六条の方が痛々しいくらいでした。そして、自分のためだけに紡がれた初めての祈りの言葉にも涙しました。簡単なことなのに、それさえも口にできない程、彼は裏の人間なのだと思い知らされた感じがしました。
 しかし、苅屋先生や十也君はなかなかいい味を出してました。特に十也。六条のお気に入り。ユキと話す姿が必死で可愛らしいです。「あんた俺を殺す気か!」というセリフに全てが詰まっている感じが(笑)とても可哀想です。彼と知り合いなばかりに理不尽な悩み事が増える二人が面白くてなりません。密かに応援しています。
 今回も一応まとまってるハナシですが、次回まで事件は続くようです。5月が待ち遠しくてなりません。いよいよ十巻。人気があるからこそ、ですよね。竹書房文庫なんてマイナーですけど、これだけはメジャーという扱いでもおかしくないと思います。

夕暮れを、待ってる。 ―プリーズ・ミスター・ポリスマン!(9) (竹書房文庫)

夕暮れを、待ってる。 ―プリーズ・ミスター・ポリスマン!(9) (竹書房文庫)

 さて、最近よくよく「身長差」に萌え〜っとなってます(表の日記でもそれとなく言ってる時がありますが、実際はもっとヨコシマです)。たまに行く居酒屋さん(今日も行きました)。カウンター席に座ると厨房の人たちの動きが見えるのですが、男性のコック3人が大中小という感じで、なかなか愉快。大きい人と小さい人の差が、ほんと顔一個分違うので、「ああ、このくらいの身長差も間違いではない」とかいう意味不明な感想を抱いていたりします。よーするに、ボーイズラブ的な想像なんですけど。よくマンガや挿し絵で「おいおい、その大男と小さい男ではバランス悪かろうに」とか思うのですが(お金がないっ!とかね)、まぁ現実でこのくらい身長差があって隣りにいてても不思議ではないので、アリなのかな、とか。ちなみに、もっぱら最近の二次創作的やおい想像は「しずちゃん×臨也」です。……いや、これはアリでしょう。嫌いあってる最強二人というのは、なかなかにツボです。他の人は愛せないけれど、普通じゃないから愛しても大丈夫。だけど愛してるとか寒いから嫌い…みたいな雰囲気でお願いします(←誰に対する要望だ…)
 ドラマとか見てても「ああ、なるほど、このくらいの差で…」とか思ってしまってます。こちらは自分のキャラに置き換えてのハナシですが。樹は嵯峨野嵯峨野と煩い(←語弊)ですが、吉良は清水や吉良平均で考えてますので、それ以上それ以下…という見方をして身長を決めています。日本人男性の平均身長は170.8cmらしいですが、清水はもうちょっとありますかね。173くらい?(シリーズ終了時)多分もうちょっと伸びてるので、将来的には175くらいで。吉良も同様で。多分東川さんもそのくらいで。最近お気に入りの住友夏樹歯科医師は178くらいで。だとしたら修くんは166くらいで……とか考えていると楽しいものです。……このような想像だけでニヤニヤできる自分はどうかと思います。