畠中恵『とっても不幸な幸運』
あ、それから読書もしました。畠中恵『とっても不幸な幸運』読了。非常に可愛らしかったです。こーゆー短篇で、社会不適応者的なオヤジ達が集まる感じ、大変好きです。オヤジはやる時ゃやる!でも普段は情けなく馬鹿で可愛くなくちゃならんのです(笑)しかしタイトル通りに、不幸な部分と幸運な部分がキレイに書かれているもんだから「やられた」って気分になります。悲しいだけじゃない。嬉しいだけじゃない。そこんとこの曖昧さが良い。トリック…みたいなものはだいたい分かってしまいましたがね。でもいいんです、王道好きですから。ちなみに、個人的な意見で、これまた誰にも分かってもらえない感想なんですが、スオウちゃんが書きたくなりました。愛しい人に先立たれるって、ベタですけど、ここ10年くらいヒロタの中での重要テーマでポイントです。ああ、HH紐解きたいなぁ。
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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