椹野道流『にゃんこ亭のレシピ2』(講談社WH)

5/5読了。椹野道流『にゃんこ亭のレシピ2』(講談社WH)
 相変わらずのかわいらしさでした。ゴータの朴訥とした感じがまず素敵。そしてサトルも男前だし。なのに、物語自体はとっても素朴で、がみがみと色濃くなくて。田舎のほっとする感じを、また味わうことができました。コギちゃんが仲間入りして、ますますほんわか度が増した感じもあります。小さな女の子の関西弁は可愛らしいです。でも、こういう暮らしをして、そしてあるがままを自然に受け入れている人達こそ、色んなことに対しての「真実」というものに近いのだろうと私は常々思っています。人間の本質とか…あるべき姿とか…いっちばん奥底にある何か。そーゆーものを無意識に感じ取って生きていけるのだろうな、なんて。ああ、私もこんな村に呼ばれることはないんだろうか?
 しっかし、料理は相変わらず旨そうです。ゴータが婿に欲しいです(笑)サトルを恋人にしたいです(笑)