間・澄・刑

 1日、2日は間を空けることにしました。日吉じーちゃんの話を書くの。スオウちゃんと混同しそうだから。…というか、正直な所、副題が思いつかないから(「人知れずこそ」とか「25年」とか、とにかくセンスのないタイトルしか思い浮かばないのです…)。「タイトル保留」っちゅー感じなのです。あと、形式に迷っているのです。スオウちゃんと同じようにぼつぼつぼつぼつとエピソードをこれでもかと並べるのも手なのですが(書き手としては、これ以上楽しいことはないね)、でもそうして簡単に終わらせるには勿体ない内容だと思うので、真面目に書こうかとも。そうすると、「プロットを立てる」という段階も必要になってくるので、さらに時間をおくことになるかと。ああ、でも胸が高まるのですよ。どきどき。はやく書きたいなぁ。わくわく。サンジョウの時並のエピソードの大群が押し寄せてきていて、はやくパズルを組み立てないと!! というわしゃわしゃした感じに苛まれております。ぱつんっとピースがはまった時の気持ちよさったらないです。 今、大きなブロック(スオウちゃんとじーちゃん)が二つ、意外な所で結びついた状態で、ヒロタの中では「ああ、なるほどーっ!!」とミステリを読んだ時のような落とされた感じで一杯です。


 全てを捨てた義息子を、羨ましいと思った。
 そして、私もそうするべきだったのだ、と悟った。
 取り繕うことなく、彼を思って狂えば良かったのだ。
 悲しいと泣き叫べば良かったのだ。
 彼の死を甘んじて受け入れた、せめてもの償いに、涙を流せば良かったのだ。
「穂積…」
 私の両手には、彼のだんだん冷たくなってゆく体だけが、未だ鮮明で……。


 あ、勢い余って書いてしまった(笑) しかも、コレ、じーちゃんの話で使いようがない。