六・苛・祖

 今日は頑張って行動していたのですが、特に買うモノもなく…何のために出かけたのか分からないような状態です。ブーツとか、秋物のスカートとか欲しかったんですけどね…良いモノに出会えず。本屋でも、結局蘇部さん以外は買わなかったし。何かピンとこない休日のお出かけでした。
 昨日は、夜にラーメンを食べて、さらにむかつく話を色々聞いたので、少々気分が悪かったです。楽団の話なんですけどね。不穏な空気がありまして、「中途半端に策を弄するアホって、イライラすんなぁ」…という感じ。頭が良くないなら、それなりの懸命さをアピールすべきであって、自分勝手な計画に溺れるのは無様としか言いようがありません。世阿弥風姿花伝とか読ませてやりてぇ…と切実に思いました。勘違い甚だしい責任転換な被害妄想な男って、どーしよーもねぇ!! 私、その人と関係のない人間で良かった、と思います。多分会う機会がないので。会ったら、きっと暴言暴挙に出てしまう……(なんて、ヒロタがここまで言うのも珍しいですけど)。自分の安寧を崩す要因は排除したいわけなのです。それに、ほら、むさいアホな年上の男より、慕ってくれている年下のがんばりやさんな女の子の味方につきたいですから。……関係のない方には意味が分からなくて申し訳ない。
 姉の旦那が、緊急手術!! ま、腹膜炎…盲腸ってやつみたいなんですけど。そのため、母が彼等のモトに行くことに。…ええっと、連休中…おばあちゃんの面倒は私が見るのですね…? いいですけど、せっかくの休みに、気が重くなったのは事実です。家事くらいはいくらでもやりますけどね〜……いくらでもやらせてくれない障害が…。
「わてが夕飯の準備くらいするで?」
 …嫌です。どんな料理になるか分かったものじゃないのに。食べられません。
「動けるうちは動かなあかん。いつ面倒見てもらうかわからんのやから」
 …正論ですが、汚い洗濯物をいっしょくたに洗うのは嫌です。
「寝ててくれて良かったのに。お茶くらい沸かすがな」
 …火を使っていることを忘れるくせに。
 というわけで、明日も明後日も結局だらだら過ごすことはできなさそうです。いたたたた。でも笑顔で答えるわけです。
「大丈夫やで。私がやりたくてやってるんやから。気にせんといて」