「ハチミツとクローバー」

 青春でした!! 概ね満足。1200円の価値はあった。どこらへんまでを映像化?と思ってたんですけど、なるほど、切ったり繋いだりして色んなエピソードを網羅していきましたね。そのつなぎ方が不自然ではありましたが、まぁ原作知らなかったら知らなかったで楽しめるし、知ってても面白かったので良かったかも。

 キャラクターについては……とにかく、はぐちゃんがやたらと可愛いかったです。確かに、生はぐ!!と思った。けれど、もうちょっとすんごい絵を見たかったのが本音。ほら、もうちょっと分かりやすい抽象画で、素人でも分かるようなヤツ。そしたらもうちょっと天才って思えたのかも。あと、真山はちょっと変態すぎ(笑) いいのか? いいのか。あんまり好きじゃないキャラなので、ソレはソレで。でもマンガで読む分にはそんなに感じないけど、実際は確かにあのくらいのストーカーっぷりなんだろうなぁ。よし。じゃあそれも可で。あゆは可愛かった。大きな目が印象的。零れそうだ…。足も綺麗かったし(もうちょっと見たかった…)。個人的には、もうちょっと強い感じが欲しかったな。真山以外で傍若無人な感じ。なぐったり足蹴りしたりというヤツね。髪も何度かはアップにしてほしかった。竹本くんは言うことなし。可哀想な感じがたまりません。青春君。ただ、「自分探しの旅」を入れるならば、あの不完全な塔も見たかった……。森田さんは、不可。人間っぽすぎました。天才なのに、常人っぽかった。もっと破天荒で良かったのに……。そこだけが残念でなりません。

 さらに言うなれば、堺雅人さん、サイコー。修ちゃん似合います。優しく見守る感じ。是非彼の過去の部分も見たい。あと、ここは押さえておかねばなりません。堀部さん!! うわぁ、すげー。似合うー。一人爆笑しそうになりましたよ。見事でした。ここでもうすでに600円くらいの価値はあった(笑)