ドラマCD「あらしのよるに」

 あらよる。石田彰が可愛かった……。うん、犯罪的な可愛さだ。「うふ」って…「うふ」って…可愛らしいヤギさんだ。でも、どうしても黒く聞こえる。ゆったりなのに強引。有無を言わせずガブをひっぱってく感じでした。ああ、でも、石田さんファンは聴くべきですよコレ。でもって、平田さん。珍しく、悟浄でもサンジでもありませんでした。カーター君でもありませんでした。所々素ですけどね。でも分からないですよ。そんなわけで好評価。葛藤しまくりなオオカミでした。あと、脇役達が愉快でした。中井さんとか、勝平さんとか、小杉さんとか。ぴったりな感じが……。あと、仲良しな感じが……。小杉さんとも中井さんに怯える平田さんが秀逸でした。フリートークは、ちょっと石田さんが哀れでしたけど。1人真面目って感じで。それに気遣う十郎太さんが印象的でした。やっぱり小杉さんは石田さんが大好きなんだなぁ…(しみじみ)。

 内容は……。コレ、色々なラストがあるんですね? これは原作に忠実なのかな? その色々あるというラストを見たい気分で一杯です。コレが許せなかったわけではないのですが、もっともっと私がすとんと納得できるモノであってほしいな…なんて。泣きましたけどね!! きちんと泣いてしまいましたけどね!! 絵本だからこそ綺麗事で済ませないのは素敵でした。