藤原伊織『遊戯』

もっと、もっと読んでいたかった!!泣き叫ぶくらいの気持ちです。未完成の作品に、ようやく実感しました。もう私は、…いや、私だけじゃなくみんなが、これ以上新しい藤原伊織作品に出会うことはないんだ。悔しい。悲しい。せつない。ぽっかり穴が開いたような…という表現がぴったりきます。これが完成された作品ならば、多少はごまかしが効いただろうにね。次の上梓を楽しみにするフリが可能だったろうにね。それも叶いません。
作家は、作品を終わらせる義務があると思う。こんな中途半端なの悲しすぎるから。それでも、ファンとしたら「ありがとう、お疲れ様」と言うべきなんだろうか。あまりに悲しくて物語の感想が書けません。とりあえずご冥福をお祈りします。でもあの世で続き書いてなかったら許さない!