昨日の電王

 お待たせしました(誰も待っていないか…)。感想です。睡魔にやられて書ききれない長さのブログってどうなんだ。もえぎとレッドに「これでも妄想部分をあまり書かずにいる」と言うと思う存分吐き出せと言われたので、今日はちょっといきすぎた感たっぷりの感想文です。



 泣いた…。ポロポロと零れる涙を止められませんでしたよ!!

 何度ゆーとで泣かせたら気が済むのだ!! 可哀想すぎて、もう見てられません。痛々しい。これぞヒーローですよ、孤高のヒーローですよ。守られて助けられてる良太郎が酷く甘ちゃんみたいに見えてくるじゃないですか。でも、そのヘタレで運のないヒーロー像こそ電王ならではのものだと思うので、批判してるわけでもないんですけども。それでも、それでも、それでも…もう一人のヒーローに、少しでも幸せをあげたいと思うのは、間違っていないと思うわけですよ。ゆーとがこれ以上不幸になろうもんなら、やすこにゃんを嫌いになりそうさ。胸が苦しい。トークショーのゆーいちくんがやたら可愛かっただけに、ギャップというか差異というか、とにかくやられた。



 まずアバン。前回の触手シーンから。デンバードさんは…海の藻屑に…?! どうやって復活するのか気になる所。あ、ウラに助けてもらえばいいか。…あわあわ、デンバードさんの擬人化とか一瞬でも考えた私は相当腐っている気がする……。そいでもって、デンライナー車中。ゆーとのこと心配しまくりな4タロスとオカンが可愛くて仕方ない。でも、デンライナーにハンモックはどうだろう? 普通に寝させてあげて…? あれは寝心地悪そうだ。前回から、ゆーと、ちゃんと睡眠を取れない環境の子になってます。

 さてさて、こっからはずっとデネブのターンです。デネブの回と言っても過言じゃない。翔子ちゃんに悪いことしたな…と悩むオカン。でも、4タロス達は、「ひゅーひゅー」な感じにしか見えない。「やるじゃねーか」という風に見える。学園パロをしてみたくなった。泣いたのに、こんな風な妄想しか出てこない。→モモなんかはとにかくニヤニヤからかうんだ。良太郎が「もうやめてあげなよ」とか言うのに、やめないんだ。ウラなんかは、こうすればいいああすればいいと女の子の歓びそうなことを伝授するんだ。リュウタはあることないこと言いふらすんだ。キンちゃんはありがためいわくな協力をするんだ。← とりあえず、キンちゃんがデネブを男らしく激励した(腹殴りよった)のはびびった。あと、ナオミちゃんがゆーとにまでSっぷりを発揮。注射って……注射って…!! でも公式によるとナオミはゆーとラブなんですか?! えええええええええー…それはどうだろう。複雑。ナオミちゃんはオーナーラブだと思っていた。←それもどうよ?



「愛理さんにだって何度も覚えてもらえばいい!」

多くの視聴者と同じ意見をデネブが言いましたが、それに対する答えの回だったのですよね…。切なくて、そんな風に思ったことに「ごめん」としか言い様がなかった。



今回、一番泣いたのはゆーとのセリフ。

「関係ないヤツを巻き込むな!!」

デネブがなんとかして桜井侑斗を覚えて貰おうとしても、それは負担でしかない。翔子ちゃんのように、ゆーとに関わったがために、イマジンに近づくことになる。ゆーとの優しさは、痛い。自らを犠牲にするものだから、哀しい。でも、格好良かった。ただ、はやく教えて欲しい。そうまでして、孤独を受け入れてまで、守りたい未来って何? それは、本当に大切な未来なんですか?



 さあ、マジに泣いた所で、オープニングの話です。大笑いした。ウラ!! ウララ!!



「いいね、いいね、すごいね♪」



ぎゃははははははは!! あかん、キモイ。エロい。キモイ。きもい。気色悪。いやらしい。凄いオープニングテーマだなぁ。破壊力抜群。こんなに「きもい」言いながら笑ったのも久々。頭から付いて離れない。思えば、前回のモモのは普通にヒーローソングだったよ。じゃあ…キンちゃんは「ええやん、ええやん、すごいやん」とか言うのか…。あははははは…。想像しただけでも笑える。それにしても、とうえー、どんだけお金を使わせたら気が済むのだ。PVの映像に、もう完璧買うことが決まってしまったよ。キンちゃんドラムって……ドラムって、どうなの?! CDもこの調子だと4フォーム分買わなきゃならんよね。



 話をデネブに戻そう。変装が、ちょっとマシになった。ぬくそうや。でも、相変わらず、隠している気があるのかないのか。でも、スナスナじゃなくて出られるのは、4タロスからしたら、結構な嫉妬じゃないかなー…そんなタロス達を、これまた独特の呼び名で読んでるデネブ。「クマゴロウ」はひとつも掠ってませんでしたが、「カメタロス」…一応「タロス」がついた。ついたけど、間違ってます。あれ? リュウタは普通に呼んでたような気がする…。モモね。………あややや、ウラの空気疑惑浮上。覚えられてないよ、カメタロス!!←言ってみる。

 ウラの懸命の釣りもむなしかったですね。かなり近いし、エロ声だし、コロっといってもおかしくないと思うのに。オカン強し。恋する少女強し。ほんとに、あのコ、可愛かったなぁ。こういうゲストで出てくる女の子って、むかつくことが多いように思うけど、ちっともですよ。むしろ応援したくなる女の子でしたよ。



「幻想ですよ」のナオミちゃん、珍しくシリアスで、怖かった。必要ない所で唐突にマジ。相変わらず我が道を行く。



 ゆーとが投げたハート形のクッションをデネブが受けるシーンも可愛かった。ゆーとの気持ち…?



 動物園デートは終始可愛いの連続。バタバタしているデネブが翔子ちゃんにはどういう風に映っていたのか教えて頂きたい所ですが。オカンなデネブに、どうして疑問を抱かないのか。しかし、ストーカー良太郎は、侑斗の何なんだ、と。彼女か? 彼氏か? 恋人なのか? 嫉妬してる恋人に見えた。心配してる友達以上の目線を感じた。腐ってる? いやいや、結構な割合でそう見た人がいると思う。「この前は、遊園地であんなに楽しそうにしてたのに…いや、でもコレはデネブだから、イライラするのは間違ってるんだけど、でも、やっぱり女の子と一緒にいるのは面白くない」という、BL典型な嫉妬の仕方をして頂きたいものです。それにしてもデネブになると、ゆーいちくんの笑顔がさえ渡るので、見ていて大層気持ちがよいです。



 キャッチボールのシーンは、2回見た。翔子ちゃんのセリフが重い。ゆーとにダブると余計に重い。「明日がなくても、昨日は残る」とかに、ずきーんときた。「蝶になろうとしているサナギがいい」「がんばろうとしているうちに、明日って今日になってるのかな〜」…笑顔で、まぁ自分の人生論を簡単に紹介しただけなんですけども、今のゆーととデネブにそのセリフは重すぎる。ゆーとは、明日があっても昨日がないかもしれない。がんばっても、がんばっても……逆に、がんばればがんばる程、今日から明日は遠ざかる。切ない。



 その切ないシーンを台無しにする(嘘)、ロッドの戦闘。必死すぎる。覗いてる絵は、そういうわけか…と分かったのはいいんですけども、「ボク、そういうキャラじゃないんだから」とマンホールの中から顔を覗かせてる時点でアウトな気がする。クールな戦いが好きかしらんが、電王の中では無意味だ。





 ゆーとの変身。その前に、マフラーを巻いてあげるシーン。一気に涙が……



「オレは忘れないから」



 切なすぎる!! 変身したら、確実に翔子ちゃんの記憶からゆーとの存在は消える。なのに、自分は覚えている…と。関わった人、全てをゆーとは覚えていようとしてるんじゃないだろうか。その人の記憶の分まで。うわあーん(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T) 「忘れる方も辛い」というのもぐっときました。覚えてなくても、それでも…あかん、泣ける。



 主役も忘れてはなりません。今回は、戦ってましたね!! 良太郎が頑張ってると、成長したなぁ。と思います。しかも一応今回は押してた。特訓の成果あったかな? 「電車斬り」もサマになってました。



 暴走もいいんですけども、キングライナーもいいんですけども、なんか仮面ライダーの絵じゃないですよね(笑) すごい迫力。でも、よく考えて? ライダー……



「オレは決めたんだ。だからお前も…」

 最後まで、ゆーとに泣かされる!! その言葉を濁す感じが…。デネブだけが、ゆーとの拠り所なんだと今更ながら気付かされた。覚悟を共にするのは、良太郎じゅなくて、デネブ。どうしたって最後を…最期を? 想像させるじゃないか!! 自分が消えてもいいように、誰も辛くないように、その覚悟は若者の見せるもんじゃない。心の底から、彼を幸せにしてほしくてなりません。愛理さんとどうこうとか言いません。ただ、彼が諦めている色んなコトを可能にしてあげて欲しい。今が七夕なら確実に祈っているな。



 愛理さんの健気な感じにも、少し切なくなった。思い出して欲しいな。はやく。桜井さんでも、侑斗でもいい。はやく、取り戻してほしい。その瞬間、何かが変わる気がする。おねーちゃん、実はすっごい物語の重要ポイントなんじゃねーの?という気がしてきました。



 来週!!「一緒に戦わないっていったんだ」良太郎!! なにごとー?! ようやく矛盾点に到達した感じはするけど、突然なにー?! 混乱。来週もカオスっぷりが凄そうです……。