樹とのあにしか分からない日記

 昨日は久々に過去の作品を読み返していました。モミジさん。何度読んでも4は泣ける。…て、書いた本人が言うとキモイですか。私の中の王道な好き系をきちんとカタチにできた作品だと改めて思いました。レッドに貸すので、一応全部目を通しておこうかと思ったのですが、2時間では全然片付きませんでした(大学ノート9冊弱は長いな)。特にラストは意味が分からんので(自分で書いておいて言うな)気をつけて読もうと思ったのに……。まぁいい、全部押しつけておいた。そして、今頃言うのもなんですけど、コレ、一作目も結構重要だった。内容薄いし、ページ数も少ないし、これだけテイストが違うし、ちょっとなー…と気にくわない感じだったのですが、ラストまで行くと実は意味があったんじゃないか…と思わせる。消化できてなかったことが、偶然消化できていた…。まぁ個人的な見解ですし、本当に「偶然」の産物なので、深読みはしない方が正解なんでしょうけど(だから何度も言うように自分の作品だろうが)、最終話まで読んだ上で、ルーナのモデルとなった人物、魔法使いのモデルとなった人物を考えると……「ひょっとして作者はこういう風に考えて書いていた?」と想像できます。そんなことも露も考えてないけど。
 あと、すんごい矛盾点に気付いたのですが、スルーしておいて下さい。自分でびっくりした。樹とのあは気付いていて優しく見過ごしていてくれたんだろうか……。キャラ設定が凄いあやふやだと…。うわー…もう、自分ではショックで仕方ない。

 それから、ファイルを整理していたら、プロットも細かく残していました。途中まで書いてやぶって没にした分も。何回書き直してんねん…という回もあった。ノートもったいね。ラストの7のプロットの量が尋常じゃない。今見ても気持ち悪い。どこがどうなってるのか、番号振ってるのに分からない。凄いなー…この情熱が今もよみがえればいいんだけど。怪奇譚で情熱を注げないから、足止めをくらってんですけどね。