川口まどか「死と彼女とぼく ゆかり 9」……これはね、もうね、泣かずにはおれませんよ。小学生の頃からずっとずっと疑問だった、優作の母の死の真相が明らかに。弱いよね、こういうの。凶悪な霊のせいで…という理由じゃなかったのがまた切なくて。しかし、これ……前の巻の時も言いましたが「ゆかり」が出てこないんですけど、いいですか? いいんですか? これが続いているってことは売れてるってことなんだろうけども、それでもなんかマイナーな気がしてしまうのは私が昔からずっと追い続けているせいですかねぇ? 雑誌ジプシーだったので不安だったのが残っているのでしょうかねぇ? さすがにもうすぐ20年って凄い作品だと言っていいと思うんですけど、あまりに認知されてない気がして仕方ありません。……ホラー漫画ってカテゴリに属さないと思うんですけど(むしろ恋愛モノだと私は思ってやまない)、もっと売れていいと思う。もっと騒がれていいと思う。私は好きだ。まぁドラマCDになってたりアニメ化の話が出たくらいには売れているらしいのですが、ドラマ化…とか…ないですかねー…? 泣ける話も結構あるのになー。深夜枠で、是非。

死と彼女とぼく ゆかり(9) (KC KISS)

死と彼女とぼく ゆかり(9) (KC KISS)

 で、日明恩さんの『ギフト』は当然買っているんですが、この「死と彼女とぼく」やら映画の「シックス・センス」が好きな人は間違いなく好きだというコメントが「なのもの!」に書いてありました。今までの警察官と消防士の2シリーズとはまったくテイストが違うらしい。わぁ、読むの楽しみだ! 椹野さん読み切ったら読み始めます。最近ちっと読書熱があがってます。

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