『仮面ライダー超電王&ディケイド 鬼ヶ島の戦艦』コレクターズパック

熱が下がりましたので、鑑賞しました。
特典DVDも含めて4時間ほどがっつり。休み入れずに携帯片手にうっほうほです(^▽^)
感想に「可愛い」の連打です。携帯でメモを取るのが必要なのかと思うくらい、同じ言葉を繰り返している。
元気になったというか、興奮しすぎです、私。レッドも喜びそうな気がします。鑑賞会またしますからねっっ(決定事項)。
前回の「さら電」の特典と、今回の「電ディケ」の特典と、来月の「十年祭」と、再来月の「ディケイドスピンオフ」もちょっとあるし、「あにめ3」は情報が12月にある…ということなんでまだ先かな?(http://www.animate.co.jp/deno_ova/←発売が延びた理由はこういうことらしい)
しばらく生きていける。



ちょっと落ち着こうと、ゴハンを食べてきました。
さて、思い出しながら感想いってみよう。



まず本編な。
私、てっきり長い長い感想を挙げていると思っていたら、そうでなかった(笑)「あとで」と言ったきり、書いていなかったみたいなので、まぁかいつまんで書いておきましょう。


ほんと、「超電王」はジュブナイルとしては秀逸だと思います。
子ども達が主役で目がきらきらしているので、まぶしいくらいです。
でも、ポイントは、実は中身は19歳とかそういうの。大人なんだけど、子どもになっちゃってます!を演じている。
ルカちゃんに関して言えば、「中身は女の子なのに、男の子の役で、しかも実は現代の子じゃなくて、その上オカンみたいな面倒見のいい怪物が取り憑いた演技をして、オッサンに声をあてられる」という意味の分からない構造になってます。凄い。ルカちゃん凄い!!
でも、ユウ君が実は……というのをちゃんとふまえて見ると、ほんとに似たように思えてくるから不思議ですね。
ちょっとマザコン気味な雰囲気とか、案外ビビリな感じとか。でも、きりりっとした目つきがちゃんと本人ぽくて素敵でした。
多分、もうこの年にしかできなかった演技だと思うのね。もうちょっとしたら「美少女」で売れてくると思うのね。こんな繊細な少年の役ができるのなんて、ほんのわずかな瞬間だけ。だからこそ、この作品は価値が高いと思うわけです。よく見つけたな、こんな子!!


それから、今と昔を比べるなら、良太郎もな。そりゃもうたけるんのりょたに会いたくてならなくて、出てなくて残念で、DVDが出た今になっても「これには出ていないんだよな…しゅーん(´。`)」てなっちゃうくらいに、寂しい気持ちなんですけど、でもそれは溝口くんが悪いと言うわけではないのです。溝口くんは凄い良太郎(笑) むしろ、本人よりカッコイイかもしれない。カリスマ性がたまりません。イマジンを従える感じとか。それでもちょっと舌ったらずな感じとか、とっても良太郎で……モモを見つけてしかりつける所なんて、たけるんの演技さながらでした。「何やってんの」のあたりね。大絶賛です。K良太郎も上手だったし。どすこい。できたら、全部見たい。次があるなら、全部見たい。UもRもきっとかわいい。でも、溝口くんも成長途上。この少年らしい感じがだんだん「若手実力イケメン俳優」になってくるんだろうなぁ。


で、変化と言うなら幸太郎。あの子は本当にクールに見えて必死な所が可愛いな!! もう、最初のツーンっとした感じはどこへ行ったのやら、「じいちゃんじいちゃん」言いまくりで、ジジコンっぷりがすげぇ。私たちが見ていない間に、一体どれほどの、何があったのか、と。じいちゃんとどれほど語り合ったのかと…!! いや、寧ろ帰ってからじいちゃんと語りながら、あの若い頃のじいちゃん格好良かったな…と思ってくれてたら嬉しい。嬉しいし、なおかつ、また現代(?)に来て小さくなったじいちゃんも可愛いと密かに思ってくれてたらいい!!(落ち着け私)。というか、孫まで魅了する良太郎の魅力。すばらしい。特に好きなのは、士くん相手にいらっとしながら「うちのじーちゃんがこうなったのもアンタのせいじゃないの?!」て攻め寄る所。あと、ミミヒコに捕まりながら強気に「うちのじーちゃん達なめるな」ですよ。やっぱりココ、好き。「達」がポイント。じーちゃんももちろんだけど、それを取り巻く…もとい、契約するイマジン達もちゃんと認めてる。それがもう、一言なのに「絆」を表してて、たまらなくなります。幸太郎がどーりくんで良かったとも改めて思いました。ちゃんと好きで、みんなに受け入れてもらえる素地がある子で良かったと。前回よりかなりオーラがあるので、やっぱ売れっ子だと思うのですがね。私もだけど「たけるん出ないのかー…そうかー…でもどーりくんとゆーいちくん出るなら見るよ」ていう部分は結構あったと思う。これで孫以外の誰かだと話は変わってくるんでしょうけどね。ちゃんと電王の一員で、子ども達のきゃっきゃしている感じを一人きりっと支えてくれていたように思います。あーうまく言えないけど、佐藤健を好きな桜田通が孫で良かった」と。偉そうに思うわけです。同じ事務所で背中を追う後輩としての立場とリンクする部分が多分にあるんでしょうな。あー…できたらまた共演してほしい!!


イマジン達のかわいさはもう語らずとも良いでしょう。最初のデネブの感じは上手だなぁ…と思います。これはほーちゅーさんはもちろんのこと、中の人も上手だなぁと。侑人がいなくなってオロオロしている反面、でも頑張る!自分が頑張って、鬼退治する!と前向きな感じは、うなだれ方と決起鼓舞する感じでとてもよく出ていた。デネブはほんとうに可愛いです。


U次狼のエロさとか、K力のあまりに似合う感じとか、Rラモンの若々しさとか、こちらももう言わずがもな。もっと見ていたい感じもしました。「いただきもす」も聞けたし、キバファンもまぁ満足だったんではないだろうか?
ひとりきりのモモはなんか笑えました。あの角だけで、確かにファンはモモと分かる。もっとかくしても大丈夫なくらいだったでしょう(笑)矢モモはやはり何度見ても笑う。高岩さんの演技が光る部分ですよね。戦いよりも、そういう細々したお茶目さんな動きがやはり「電王」ならでは。


ナオミちゃんオーナー駅長はいつも通りでヨシ!! あの人たちは変わってはいけませんよね。デンライナーの中は、常に守っていてもらわないと。多少人間の違いはあっても、やっぱりそこはなー…と思います。あのポップは出演者の人みんなで書いてるんですね?! コハナちゃんの書いてるのが、ちょっと黒いのが面白い。チャーハンは普通に美味しそうなのに、コーヒーはなぜああなのかも、シリーズ通しての謎ですよね。


で、ディケイド組。士くんのジークが似合いすぎて、やっぱり出て来るところで吹きます。たけるんより身長があるからなー…イメージに近いんだと思います。ちょっと偉そうな顔ですし、たけるんよりは中東っぽい顔立ちだし。そう思うとね、ますますそれでも全部のキャラをやっていたたけるんが凄いと思うんですよ。喧嘩バカも、女ったらしも、どすこいなクマも、危険な少年も、王子も。おっと、ディケイド組に戻そう。迷惑そうななつみかんも可愛くていいなぁ。その王子の襟首をつかんで突っ返しに来るとかも、もう電王にしかできないノリです。王子ももうちょっと動じろ。ただ、ディエンドは何をしにきたのか……。あの3体を出しに来たのは好意ではなく、単に面白いから? 迷惑な怪盗です。せめて何か盗もうとしていけ。王子を盗んでいけ…(笑)


戦闘シーンは……もうね、何回でも書こう。スーパー高岩タイム。高岩さん、神。あのてんこもりは高岩さんにしかできない。ひとりパントマイムのおもしろいこと。何回見てもこれ笑う。なんで背中だけで優雅が表せるんだ。すっげーすっげーすっげー。
ごっちゃごちゃしてるのに、良太郎は大興奮してそうだなぁ。ヒーローの造形としてはナシな気がするけど。もう何でもありだ。
でも、あの羽がばーっとなる姿は神々しい。ライダーに神々しいてなんだ(笑) キックがなんか優雅。優雅も何も戦ってるんですけど。全部王子のせいですね。おかげですね。いやー…あれ、出したせいで「デネブが主役」が霞んでしまったように思うので、それだけが可哀想です。誰が可哀想って、主役の「我慢できなーい」て飛び込んだデネブじゃなく、乗り移られたニュー電王でもなくて、一人はじかれたテディ。虐げられてナンボなキャラではありますが、彼にももう少し活躍の場を………。イベントではかなり美味しいキャラなのに、やはり執事故か、いつも他の濃い面々に負けている感じ。
次……もしも次があるなら、もうちょっと彼に焦点を当ててもらえたらなぁ。マチューテディじゃなくて、生身も強くて、なおかつ幸太郎相手だとちゃんとお喋りなお節介な感じが出てたらなぁ。ていうか、やっぱり憑依がみたいよ!!


敵もオイシイキャラでしたな。濃かった。他の回の敵より断然記憶に残る敵役です。兄弟愛みたいなのが確かに良かった。(笑)って感じですけど。ゲルニューとのおばかさんっぷりも私は好きだなー。あんなまぬけな敵がいるかと。多分「あしたをつかめ」を見たせいでしょうけど、公園でのやりとりとか、親分2人に翻弄されてる感じとか、バカっぽくて好き。
戦艦は確かにかっこよくて、リュウタじゃないけど「何あれ?!」てなりました。特に、空なのに海を走っている感じが…波が出ているのが凄かった。そりゃ空走ってても電車だからちゃんとレールが出てくるのと同じ理屈ですよね。ほんと、CGは金をかけている……。


ラストのモモのキックは、見惚れる程素敵です。モモはキック要員じゃないんですけど、でもでも、主役ライダーとしては、当然必要ですよね!!
あの回し蹴りの美しさに、「きゃっ///」てなる。高岩さんかっこよすぎる。


エンドロール後。「こんだけ?!」てなるんですけど、優一くんのセリフが全部の種明かしになるのでわりと重要な所。ぶわっと泣けます。
イマジンとの絆って、確かに「契約」が絡む部分が大きいよね。特にそれが解決した(無理矢理な理由で超越した)電王4人はいいとして、ゼロノスにはまだ「契約」で結ばれた部分があると……。それをちゃんと越えさせる物語だったように思います。おかんが可愛いったらないね。




あれ、「かいつまんで」書いたつもりですけど、結局長くなりましたね(まだまだ書けるけどな)。
じゃあ特典の方は明日に回すとします。

劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦 コレクターズパック [DVD]

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