SP革命編

そりゃもう格好良かったよ。
でも、不消化だー!!
結局どうなのさ、どうなってんのさ、と。
部分的にはすばらしく「きゃっ」てなったけど、大きな、純粋なストーリー展開としてはもやもやが残ります。
そういうのを残す作品にしたいという思惑は分かるのですが、やっぱり個人的にはダメ。すかっと終わって欲しかったなぁ。
そんで私は、井上が尾形さんに懐いてんのを見るのが好きだったので、やはりドラマの最初の方が一番面白かった。
不穏なまま、キリキリした緊張感を映画では終始見せてくれていたけど、そんなものより私は上司と部下が信頼しきって行動しているのが見たかった。部下の無茶を容認して、上司を信じて背中を預けてるーってのが一番見たかったのよ……。
以下ネタバレ。
井上が拳銃を向けるシーンはただひたすら泣けたけど、「尾形さんはなんて酷なことをさせるんだろう」という気持ちが強くて、辛すぎた。井上に止めてほしかった…って、すごい傲慢な気がして、苦しくなった。

できるなら、尾形さんが二重スパイみたいになっていて欲しかったなぁ。正しくあってほしかった。

他の面々は格好良かったです。
アクション、すげぇ。
で、石田さんにひたすら視線をやっていました。
かっこいいよね、あの人。素敵よね。神尾さんどんどん好きになるわー。ホンボシの救命医を見られなかったのが今更ながら悔やまれる。

で、帰ってから速攻で録画したオーズ見て、「ねーさーん!!」てやってるドクター見て、格好いいと思った石田さんがふっとびました。どんどん壊れていくドクター真木。
凄い俳優さんだと思います。