『ツナグ』

書くの忘れてましたね。
松阪桃李くん演じる、歩美くんは、依頼により死者と再会をさせてくれる「ツナグ」の見習い。彼が祖母である樹木希林演じるアイ子から「ツナグ」を引き継いでいく過程で、生きる者と、死んだ者の絆を確かめながら、人の後悔しない生き方について考え、成長する物語……

とまぁ、結構泣ける感じの話です。
否応なく前を向いて生きてかなきゃいけない人に、前を見ろと諭してくれる感じです。桃李くんが素朴で良かったなぁ。おばあちゃんと一緒に暮らしている様が素敵でした。あんな孫が欲しい(笑)

「頑張れ」と単に死者が優しく見守って背中を押してくれてる的な話も良かったのですが、私が一番良く出来てるなぁと思ったは、二つ目の高校生の話。自転車事故で亡くなった友人を殺したのは、喧嘩をしてつまらない殺意を抱いて事故を起こさせた自分ではないか、それを本人は知っているのではないかと疑心暗鬼に駆られながらの再会…という重いテーマが良かった。
謝れなかったことで二度と修復できなくなった友情…というのが…ね。
橋本愛ちゃん演じる嵐ちゃん可愛かったし、壮絶でした。



で、終わってから母との会話。
私「とーりくん、売れたなぁ……こんな映画にまで…。あ、彼は3代前のレッドの子ね。私はやはり殿と呼んでしまうけど」
母「(呆)……よー知ってるなぁ。……で、追い掛けてたん?」
私「ちっ違う!!追い掛けてない!! まぁ私の仲良しの友人は追い掛けてたらしいけど!!」

母は分かっているけど、分かっていない。
私が肩入れしているのは全員可愛いイケメンだと思っているに違いない。
ごめん………なんか、違う。