「ハナレウシ」

“あばれもの”とかいう意味合いらしいです。放たれたあばれ牛…てやつ。高杉晋作がそう言われてた…てわけで、まんまなタイトル。


正直に言うと、私は幕末があんまり得意でなく。まぁどの時代も側面から見たらそうなのかもしれませんが、この時代は特に、誰が正しくて、誰が間違っている…ていうのがなくて、分かりにくいと思ってたんですよね…。言い分がそれぞれだし。
でもこれ見てだいぶわかった!!高杉晋作好きになるね!!久坂玄瑞に惚れるね!!(あら、林さんて1コ上の京都出身か!!)


日本の夜明けを作った男たちのあっつい物語。でも現代ネタもふんだんに笑いに取り入れてて、面白かったです。総じておばかな面々がかわいいんです。脳筋(脳みそまで筋肉w)が可愛いよなーと昼間も言っていたので、なるほどとなりました。


で、頭脳派な方々はそれぞれ泣かせてくれます。泣く予定はなかったんだが、分かりやすく王道に死にネタされるとねー


あと女子大好物な、あこがれ→嫉妬→執着→敵対→かばって死ぬて構図があるので、こちらもかりやすく萌えます。
みかしゅんはほんとうに良い役者さんやねー。もういっかい見たら、ツンデレがもっと分かる気がする。
でもこの方は役によって雰囲気全然違うから、すごいなぁと思います。綺麗な顔だし、小狡いいやらしい役ほんとに似合う!



で、唐橋さんは相変わらずな小者感で、ごちそうさまでした。
力強い目線なのに、ふわふわ流されてる感じ。
しかし時代劇似合うね。


長いけどあっというまの3時間でした。ラストまで怪我なくがんばってください。