置き換え妄想

明日は楽団の本番なわけだけども、吉本新喜劇のテーマのせいで手が結構きつい。
あの曲を思い出して頂ければ分かると思うんだけど、「ぷわぁん」という気の抜けたような音を出すために、ミュートを付けたり外したりするのね。
プランジャーミュートっていうのがありまして、ようするにトイレのスッポンみたいなカップを音の吹き出し口に持って来て開け閉めするわけです。
そのために、左手の手首あたりで楽器を支えるんですが、これが実はなかなかにきつい。一瞬ならいいんだけど、吉本は一曲まるっと持ってないといけなくて、結構これ手が死ぬぞ、と。
途中で投げ捨てて、ちゃんと然るべき所で持ちたくなる……。
これは少しでも負担を減らすためにカップラーメンのカップにすべきか…(音色が一番良かったので100均のトイレのスッポンを使ってるんですけども)
投げ捨てないようにするために紐つけるべきか……


しかし、前より高い音が出るようになった気がするので、本番でもソロ上手く音出たらいいな。




ところで、私の友人で、「自分の応援している役者さんが近くに住んでいるだけでなく、お子さんが自分の子と同じ学校に通っていて、行事の度にちょくちょく遭遇する」という嬉しいのか嬉しくないのか……という希有な経験をしている方がいます。
今日も運動会でお隣で応援するハメになった…というのを聞いて、吹き出しました。
そして、自分がもしそんなことになったら……と色々想像してみたんですが、まぁまず私には子供もいないし、参加するような行事もない。彼女にとっての彼を自分に置き換えたら、どの程度の「好き」な役者さんなのかも微妙。
だけども、まぁ仮に「姪っ子のピアノの発表会に行ったら、隣に自分の推しの役者さんが」みたいな感じで想像してみたんですね。

まず、隣に座ってたら集中できないので、とりあえず席を移動するよね!!
できたら見られる所にはいたいけど、別に日常生活では近付きたくはないよね!!! 心臓に悪い!!


改めて、友達の心臓を心配した。
好きな役者さんの話を喜々としてしてたり、可愛い可愛い言ってたり、ある方とはチェキやら写真撮ったり…てしてると、「お近づきになりたいんだろうな」と勘違いされそうなんだけど、まったくそういうわけではない。
微妙な感覚を分かってもらえるだろうか。あくまでも、私が求めるのは「非日常」なんだよな、と。



(まぁ彼に関して言うとよこしまな目で見てすいません!!みたいなのが先行するよね……ぼそっ…)