また始めてしまいました。スオウちゃん！！ もう、浮かんだら書かずにはおれません。第２章です。今回は蘇枋というよりは、透子さんを書きたい気持ちで一杯なのです。でも10日からはモミジさんなんで、わずか四日間でどこまで書けるか…よろしくおつきあい下…

妬ましい、と彼女は言った。 それは最後に彼女が彼女が発した言葉の中で、一番人間らしいものだったような気がする。死に対する恐怖も、治療に際した痛みも、平然とやり過ごしていた。そんな超越した彼女が唯一見せた、人間くさい感情。 それは妬み。「自分…