『吸血鬼の壜詰【第四赤口の会】』

 も一応一冊は読みました。癒し系とか言っておきながら色物を読んでました。薄いのが読みたかったのです…。
物集高音『吸血鬼の壜詰【第四赤口の会】』(講談社ノベルス
 民俗学って面白いなぁ、と改めて思いました。興味深く調べて行けば、いろんな仮説が生まれそうな感じがします。でもトリビアじゃないけど、まるで役に立たない知識かも? でも謎が究明されるとすっとするのも真実です。「花咲爺さん」があんな展開になろうとは……「口裂け女」があんな読み方されるとは…。

 そして、また新しいキャラが出てきてました。なんかちょっととぼけた人が出てきたのでほっとしました。そのくらいの目線で物事を語ってくれないと分からないので……。彼には読者がついてくる話を求めます。

吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)

吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)