後・閉鎖モードその1〜タダ?〜

 今日は画材買いにゆきました。うーむ、そんな言い方で始めると、まるで私が絵を描く人みたいだ。かぁちょいい。…ま、本分は物書きなんですけどね……。今回はノートを飛び出しての作中作っちゅーことで、かなり大がかりなんです。その分真面目度合いは違うのですが……。とりあえず当初に掲げた「誕生日プレゼントには金は掛けず頭をかける」という目標通り、「安上がり」で済むモノを探しに近くの文具店へ。

 
クレパスパステル…というのがちょっと興味あったのですが、あんまり普通の文具店にはないものですね。パステル、ちょっと欲しかったのに……。で、色々本を見た結果、水彩か色鉛筆にしようと決定。安上がりな方法っていったらやっぱり手持ちの「色鉛筆」とか「水彩色鉛筆」を使う方法。だけど、店で24色の水彩色鉛筆を発見してしまい、思わず手に取る私……。手持ちの水彩色鉛筆は発色が良くない色があってさ…とか自分に言い訳。そして本を見て得た知識をモトに、ペーパーパレットも購入。でも色鉛筆遣いにはイマイチ自信がない。それならまだ水彩画の方がらしく見えるかな?と思ってついでに絵の具も物色。水彩絵の具のセットが異様に高くてびびりました。そしてふと、小学生が使うようなふつーの絵の具セットに目を留めてみると……おや、千円じゃん。ま、そんなものか。でもよくよく見てみると、18色セットの絵の具が900円じゃないですか。「お買い得?」と思って手に取る。…と、端っこにはレシートが張り直されている。450円……。半額ぢゃん!!
まぁ閑古鳥が鳴いているような文具店なので、半額ってことはきっと相当古いモノなんでしょう。だけど、私はほとんど使わないと思われるモノなので、多少古いのは目を瞑ることにしました。そして、まるでどこぞの主婦のように「お買い得品だから!」という理由だけで購入。結局どこが「安上がり」なのか分からない画材購入……。

 
しかし、レジのおばちゃん、その値札を見た途端、しぶーい顔つきになりまして、「……これ、古いからサービスしますね。色々買ってくれはったから」
で、レジを打たずに袋の中へ。まずそんなことがあったら「らっきー♪」と思うのでしょうが、あのおばちゃんの顔色に、私はまず「どんだけ古いねん!!」とツッコミ入れそうになりました。ちょっと怖いです。まだ開けてません。ええっと絵の具の成分って油? 酸化とかしてる? 色変わってたり、ニオイが凄かったりする? うう……いくらタダでもちょっと躊躇するぜ。ちなみにもう1セット450円で売られてました。興味のある方は是非買ってみて下さい。ひょっとしたらサービスしてくれるかもしれません(笑)

 
けれども、今日は題材に使用できそうな資料とか探すのに手間取りまして、結局絵は描いていません。ノートの最後につけている次回予告だけは描きましたが、今日はせめて買った色鉛筆の色チェックくらいはする予定だったのにな……。そんで、持っていたはずのスケッチブックが行方不明なのも気がかりです。どこにいったやら……。明日こそは描き始めたいと思ってます。