BL感想、報告
今日は「猿屋ハチ2」、「海賊ゲーム23」、竹内照菜『終わらない夢を、見ている。』(竹書房文庫)を購入(他にも夢路行さん3冊とか、最遊記RELOADの新刊とか)。どれもこれもステキでした。
サルハチさん、あそこまでアンソロ買ってたら、ほとんどの作品読んでるかと思ってましたが、半々くらいで読んでないのが登場して楽しめる一冊でした。っていうかさー…表紙がキラキラしていて非常にいい。その絵もステキ。いちゃいちゃしているゾロサンは好きです。サンジくんが計算ずくめのつっこめないボケをするのがサルハチさんの作品のいい所です。この会話センスは真似したいなぁ、と常々。特にナミさんの闇金融街が浮かんでくるような会話が好きです。
海賊ゲームは…ううーん、可もなく不可もなく。外れがないだけアタリかも。好きな作家さんは結構いたものですから。でも、やっぱり海賊ゲームはちょっと雑な感じがして…“言葉”が軽い作品群の場合は少々目に触ります。まぁサルハチさんが載ってたので嬉しかったのですがね。
さてさて、そんでもって、『終わらない夢を、見ている。』ですよう!! ミスポリ最新刊!待ってました。2か月も待ってないけど、つい先月ハマって、やきもきしていた作品です。うんうん、ちゃんと話がまとまってくれて嬉しいぞ。なんていうかー…6巻までいっても、まだまだ純粋で切ないのですね。不思議な雰囲気です。6巻までいったら、もっと真実な所まで近づいていてもよさそうなものなのに。うん、でも兆しはあるのよね。ユキが六条の辛辣な部分を見てしまったから。そこんとこをどう消化していくのかが、これからの楽しみです。
それにしても、六条という人は、どこまでもユキが好きなんだなぁ、と今回も感じました。「まるで酷い片思いをしているかのように」とユキも何度も言うのですが、そろそろユキからの愛の重さも彼が気付いたらいいのに、と思います。じゃないと、読者の胸はどこまでも苦しいくて痛いままだ。壊さないように、自分なんかに汚されないように、そんな風に大事に大事にしている愛のカタチが間違っているとは思いません。だけど、「そのまんまじゃあ貴方の大好きなユキを見くびってはいませんか?」と六条に言いたいです。あんたの暗く残酷な所を、ユキが受け止めないとでも思っているのか、と。第一主義も結構、好きで好きでどうしようもないのも結構、だけど、せめて自分のことももう少し大事に思ってみて? と六条に切なる願いを込めて言いたい。「じゃないとユキが悲しむから」という最後の切り札でも使って。
だけど、回りにカミングアウトしたことで、なんだか六条は少しふっきれた感じしますね。あ、ユキもか。人前で堂々といちゃつける、その天然さが凄いです。
終わらない、夢を見ている。―プリーズ・ミスター・ポリスマン!〈6〉 (竹書房文庫)
- 作者: 竹内照菜,藍由あき
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2004/09/23
- メディア: 文庫
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さてさて、報告なんですが、掲示板でもお知らせしたように、「OPSE」と「最遊記サーチ」に登録してみました。特に何かあるわけではないのですが、一応「二次創作サイト」っちゅーのを意識してみた結果です。創作意欲を高める作戦です。