困惑の本日(「冴木くん、お茶」な事情)

 再面接に行って来ました。…ああああ゛…きっぱりすっぱりすると思ったのですが、今日も「悶々」を増長させることに。マジうなりです。「私、冴木くん扱い? もしくは桃生? または藍羽ちゃん?」というのが、面接を受けた感想です。南野ましろさん「キャラメル・ハードボイルド」及び「マーブルベリー・ビーンズ」(ディアプラスコミックス)を読んだ方にしか分からない話ではありますが…。社長が、とにかくああいう感じに道楽社長でして、本業とは別に陶器とか、絵画とか扱っちゃってるんです。で、事務は違う人で決まったけど、そちらの営業としてどうだ? という話だったのですよ。あっやしー…怪しさ満開。そういうオマケ事業は失敗するって! あやしいあやしい。こわいこわい。しかし、その話に到達するまでに、やたらと長い前置き(人生論?)を聞かされまして。いくら聞き下手でないと言っても、要領を得ない会話に嫌気がさしました。ただ、前に置かれた清水焼に少々笑いがこみ上げつつ…。おいおい、マジかよ。シャチョーの独断で、こういうの扱ってんだろ? 堂々と「遊びでやってる」と言ってるものを本格化してどうすんだよ。っちゅーか、私をそんな「遊び」に誘うなよ…。みたいな。

 
じゃあ簡単に「やっぱいいです。私には無理です」って話にしたら良かったんですけどね。……どーいうわけか、シャチョーがいたく私を気に入って下さったようで。どこがどう良かったのか…。事務職落とされてさよーならー…なはずが、履歴書を見た社長が使えそうだと判断し、自ら面接志願したらしいからね。おいおい…。どこが気になったのか甚だ疑問です。そんなに国立大学って、いいのか? そんなに営業してた女の子が珍しいか? どちらも自慢にならないことなので、そんなとこ気に入られても嬉しくもなんともないのですが…。だけど、そこまで気に掛けてくれてるのを無下に断るのがなんだか悪いような気になってきてさ。

 
しかしですよ、昨日の重要ポイントにもあるように「車を運転したくない」というのがありましてね。正直にそれを話しました。もっとも本心を言うなら営業もやりたくない。だけどシャチョーは私のような人材が内に埋もれるのはもったいない、と言うのですよ。ははん? 私はおとなしく働く方が性に合ってると思うんですけどねぇ。そんでもどうにかして私にやらせたいようで、色んな代替案を出してきてくれました。しばらくバイトで内勤して…とか、昼から出勤して夜まで勤務するとか、色々。でも最終的には、その道楽の焼き物とかなんとかを営業するってんだろ? ひじょーに複雑な心中です。確かに、職が決まるのはありがたいですけどね。「社長の権限でどうにかする」とまで言われて、蹴るのもバカな話かと思うのですけどね。でも営業。そしてあやしすぎ。誰からどう見ても怪しすぎ。そんで、専務である奥様は、あまり良く思っていない…という感じでね。無駄な所に人を入れてどうするんだ、とご立腹なご様子。うわぁ、怖い。

 
そして社長、本当に「遊び」なのか、なんなのか、帰り際に清水焼きのぐい飲みと、皿と、一輪挿しをくれました。……面接行ってモノ貰って帰るとは思いませんでした。「別にこれは来て欲しいからあげてんのちゃうしな。遊びやから」……そこまで「遊び」を強調されると、引きます。一応社長の方もどうするか考えてくれるようで、私も考えたいので、返事は明日…ということになりました。専務に怒られて「やっぱり無理」と言われるのを期待しているのですが、向こうが乗り気でも、ちょっと断ろうかと思ってます。惜しい話かもしれませんが、怖いので。

 
あんまりにも悶々と疲れた1時間を過ごしたので、帰る道中樹に「どうしようどうしよう」の電話を入れてしまいました。短い時間に「どうしよう」連発。さぞ迷惑だったことでしょう。でも、その後三時間くらいだらだらして、心は決まりましたのでご安心あれ。



 
しかし、昨日のチャリ爆走と、本日の面接で相当疲れたので、もう他に何もやる気が無かった私です。帰りに本屋に寄ることすらしない疲れざまです(←分かりやすいバロメーターだね)。寧ろ疲れた時は本屋に行くような人のくせに、そこにさえ行く気がなかったのです。相当。だから、小説見直しも、ネットもほとんどしてません。今日元気ならイラスト一点くらい上げるつもりだったのですがね。また明日です…。明日、電話があってから…元気になってからやると思われます。

 
あっ!! でもちゃんとトップ連載「飾ロボ」はアップしましたのでね。「起承転結」の「転」の部分ですね〜。残り2回!! このままでは来月マジに締め切りに追われる…。やばやば。