破滅に好かれた兄弟

 夢見が悪かった!! 久々に、素晴らしくストーリー性のある夢を見ました。私はまた少年でした…いい加減、自分は自分として登場したいものです。
 私はたくさんいる兄弟の末っ子でした。その兄弟の長男ってのがとにかく横暴で、暴力もふるうし、ヤクザがらみの仕事もしていて、人でなしでした。他の兄弟は全員彼のことを嫌がっていたんです。長男の素行を止めさせようとした長女は兄に殺されてしまいます。だけど兄は平然と逃げるんです。狼狽えることすらなく。そして目撃者であった自分や他の兄弟も殺すことを宣言して……。やってられなくなった二女は「もういや! あいつを殺して」と泣きながら私に訴えました。私は兄弟の中で一番冷静で、かつ、ある意味兄より怖い子でした。改造拳銃なんて持ってたんですよね…(兄殺害のために用意していたらしい)。私はその銃を使って、二女の願いに応えるべく、「兄を呼び出してほしい。後ろからなら殺る。グッドラック。ここから自分達ははじめられますね」という文章をメールしました。二女はね、長い髪の綺麗な優しいおねーさんで、私は兄弟の中でもとりわけ彼女が好きだったようです。それに彼女は最後まで兄を見捨てないで、真剣に考えていたので…その彼女が「殺して」と言うくらいですから……。兄の所行の凄まじさがうかがえます。
 予定通り、二女は兄を呼び出してくれました。しかし、私が彼の背中に向けて銃を構えている瞬間…1人の人間が、兄を背後から刺し殺したのです。それは眼鏡で色白なひきこもりがちなもう1人の兄弟(自分にとってはもう一人の兄だったので、おそらく次男ですね)。しかし長男の影になっていて、二女にはそれが瞬時に次男だと気付かずに、顔を上げて言うのです。「ありがとう○○ちゃん」…そう微笑みながら私の名前を言ったところで、やったのが私ではなく次男だったことが分かったのです。そして「どうして?」と驚愕の表情を浮かべる二女に対して、次男はさらに彼女にも包丁を深く突き立て、彼女の目が大きく見開かれ……
 そこで目が覚めました!! こえぇぇぇ…サスペンスばりな夢ですよ。しかも、いつも夢を見るのは明け方なのに、今日は時計を見たらまだ二時半!! もー…まだ三時間も寝てないじゃんかよー。そんなわけで一日中、この夢を引きずってました。珍しいですけどね、ストーリー性のある夢は怖いものでも「いや〜私って、想像力豊か」と笑えるのですが、今日はどうも……死体って、そう何体も見るもんじゃないですよ(どんな感想だ)。ただ、楽団の子には大ウケでした。昔見た夢の話をいくつかしたら、えらく気に入ってくれました。「どんな黒い夢みてんですかーっ」とけらけら笑ってくれました。ええ、小学生の頃からすげぇ黒いですよ。明るい夢を見てみたいですよ。起きた瞬間ムフフと口端を緩めるような夢がよぅ(最近はたまーにありますけどね。生瀬さんとか、生瀬さんとか、生瀬さんとか……)
 楽団では、ちょっと議題が出てきたので、色々悩みます。う゛ー…あんまり、まわりの人のことを気遣う細やかな真似ができないタイプの人間なので、実はこの手の話題は苦手です。自分の意見だけ言えたら楽なんでしょうけど。詳しくは楽団の方のサイトのブログをご覧下さい…となにげに楽団アピール。→http://gakudan1mg.myfws.com/