「なくしたりできるかよ」

 風邪の具合は一進一退。今日はじーっとしてました。センセイの名刺作りをした後は、本当にほとんど動かずにゲームしてました。遙か2。ずっと止まったまんまだったので。とりあえずエンディングを何個か見ておくか…という感じで、すっごい勢いで文章とばしまくってやってました。このゲームを好きな人が見たらきっと激怒間違いないやり方です。これはきちんと文章の甘さに砂を吐きながら、声の甘さにさぶいぼを立てて、イラストをいちいち鑑賞してやるゲームなのだと思います(←激しく勘違い)。でもおかげで半日で半分進みました。ちっ…1日で終わるかと思ったのに。
 夜、「いま、会いにゆきます」を見ていて、唐突に……本当に、どうしたんだというくらい唐突に、怪奇譚を読みたくなりました。うわぁぁぁぁぁぁぁ、初体験!! まさか、怪奇譚を「読みたい」と思う日が来るとは。びっくりして、「いかん、この気持ちを大事にしなきゃ! 見返しを始めるならば今だ! 今しかない!」と慌ててテレビの前から立ち上がり、途中で止まっていた怪奇譚見直しセット(赤鉛筆とシリーズごとにまとめられたクリアファイル)を出してきました。ドキドキして仕方がありません。幸いなことに、ページをめくっても「いやぁっ!!(泣)」と投げ出すことはありませんでした。多少文章の砕けにくさに苛々はしましたがね。しかし私が本当に読みたいのは、シリーズ9ではなく、シリーズ13なのです。竹内結子に高遠を見たよ、私は!! …というと、誤解を招きそうですが……眠っている澪の頬に、巧がそっと触れる……というシーンにたまらなくなったのです。そう、13話にも似たシーンがありましたね? …ね?(←誰に対する確認だ…) あれ、やっぱり好きなシーンです。怪奇譚で1、2を争う切ないシーンだと思うのですけど、作者の色眼鏡ですか?そうですか。とりあえず、折角出たやる気を無駄にしたくないので、どうにか持続させたいです。