途中で断ち切りたい

 朝から憂鬱でした。祖母が入れ歯を探していて。部屋をひっかき回していました。そんな所に入れ歯はねぇ!! でも何を言っても聞かないので、好きにやらせました。母と2人で溜息をつきながらの朝食。下着姿のまま、汚い部屋をさらに汚くする祖母を横目に朝食。「なんか疲れた…起きたばっかりやけど…」と母に吐き気を告白。その吐き気を引きずったまま仕事してました。

 今日は、Uさんの代わりとなる子が面接に来てました。2人も。わー、どっちが新しく入る子だろう。楽しみです。ただ、今後のことを考えると3人とも凄くいやな気分になるわけですけどね。自分たちの持ってる得意先を動かされるのはいやだし、かといって、新人に一気に渡すのは可哀想…と。どうすれば一番いいのだろうと、昼休み散々話し合っていたのですが、結局決めるのは役職についてる人達なんですよね。全然回りが見えてない人達。私達が話し合っていたところで、何もなりません。どーせ意見なんて通らないんですから。もう何度もそういう場面を見ましたからね。半ば私は諦めています。でもお客さんからも言われたんですよね。

「ええっと…部長の担当は…」

「あ、私です。ヒロタと申します」

「君? え、前にNさんとかいう人がおらんかったか?」

「あー…Nは、一昨年ですかね…退社したんですけど…」

「は? また辞めたんか?!

 そうです、またなんです。……とは言えず。でも、サイクルが2〜3年というのは、確かに短いと思うのです。結局は我慢ならずに辞めてる人ばっか。お客さんに指摘されるくらいなんです。それは根気がないとかやる気がないとかいう次元ではなく、会社の仕組みに問題がある…という証拠に他ならないかと。

 さらに雨降りで憂鬱。でも今日は楽団の日なので、少し浮上。樹にお迎えを頼んでしまいました。絶対雨降りじゃ無理だ!と思ったので。あ、新団員候補の方も来られました。次回からも参加して頂けたら嬉しいな、と思います。