原稿用紙7枚分の怒り

 今日は、たまらんムカツクことがあったので、その報告から。例によって、また、自分のことではなくて人のことで怒り心頭!!なわけですが。

 昨日の日記にも登場した新人のTさん(って、もう一人、私とおない年の同期とも言うべきコもTさんですな。ややこしい。今後は同い年の子をT.Hさん、47歳の新人さんをT.Sさんと書きましょう)。T.Sさんは今日も頑張って部長の横について頑張って話を聞いておられました。「ああ、最初はわけがわからんし、どうしたらいいか分からなくて心配でならんよなー…がんばれー…」と密かに応援している私。だが、部長は違うようなのです。あれもこれも、むちゃくちゃ言い過ぎ!! 普通新人には、もうちょっとゆっくり教えるものでしょう? なのに、次から次と覚えることを言いまくっている様子なのです。確かにずっとノート見て覚えているのは苦痛でしょうし、あれこれ教えてもらった方が時間が経つのは確かです。が、それにしても、です。私や同僚のTさんの時は、時間がなかったにも関わらず、もうちょっと時間かけてやっていたよなぁ?! 47歳、色んな会社を経験している…という肩書きを見てか、部長は彼女のことを凄い出来る人間だと思いこんでいる様な節があります。そりゃ、デキる人間でしょう。しかし、いかに、この仕事が専門的なことをしているか、部長は分かっていないのでしょうか?! 長年勤めていて、何が難しいか、何が教えるべきことか、全然分からなくなっているようなのです。ゆっくりでいいじゃないですか。まだUさんが辞めるには、三ヶ月もあるんですから。それに、教える所的はずれっぽいし!! イライラ。しかも、2日目にして電話取らされているし!!! ありえねぇぇぇッッ!! あのバタバタしていた時期の私でさえ、4日目からだったのに!! というか、普通2週間くらいは電話なんて取らなくてもいいんですよ。知識がないうちに電話とったら、わけがわからなくて、お客さんにも失礼ですから。Uさんなんか、電話取りだしたのは1ヶ月後だったと言うじゃありませんか。それなのに、2日って!! おいおいおいおい。……ちょっとね、想像なんですけど、部長はその肩書きに「フン、貴方は出来る人間なんでしょう? このくらい余裕よね?」という嫉妬心があるのではないかと。そう、軽くイジメ。同じ世代(といっても10歳くらい違いますけど)の、女性としてのプライドというか。「貴方は子供もいて大変でしょうけど、私は長くここにいて部長までやってるのよ」的な、何か黒い意識が……。想像ですけどね。部長は「私が一番」でありたい、いつまでもお嬢さん気質なおばさんなので、ありえなくはないなぁ…と。自分の凄さをアピール? まぁいつも上から上からモノを言う感じなのですよね。言葉も容姿も小さくて上品なのに、どこまでも高圧的。それの歯牙に掛かってしまったT.Sさんが不憫……。

 そして、帰り際には専用伝票印字の仕方とか教えてるじゃないですか!! うぉい!! その前に、普通の伝票の打ち方を教えてやれよ! 受注伝票の書き方を教えてやれよ! ソレを教えるのはいっっっちばん最後でも構わないだろうがよ。担当の得意先が決まった上ですることでしょうが。 そんなんは誰でもできるし、だいたいそれはあんたの雑務だろうが! 確かに、Uさんの持ってる得意先の専用の伝票を教えるなら分かるのです。まだ初日なんですから「こんなことも営業事務の仕事なの」というのを見せるだけでもね。ごろっと担当の得意先が変わるというのであれば、私の持つ所を…というのもおかしくはないでしょう。でも、やらせてどうする?! 専用伝票なんて「じゃあどんな風にしているか見ておいてくれる? 最初は私がやるからねー」と先輩がするのを見てましたわよ? しかも、何回も教えてもらわないと分かりませんでしたわよ?(ややこしい所は、ですが) 部長だって、ようやく最近1人でできるようになったモノじゃありませんか?(ややこしくないのに、何度聞くねん!) 私はこんなことも出来るの…というアピールですか? うわぁ、腹立つ。

 しかも、それだけと思いきや!! T.Sさんはとんでもないことを言われていました。私は今日お昼当番だったので、直接は聞いてないんですけどね。T.Hさんから聞いた話によると、午前中、ノートを見続けていて疲れてきたT.Hさんは部長に尋ねたらしいのです。

「コーヒーとかって飲んでいいんですかね?」

うちの事務所には、自由に飲んでいいと言われているインスタントコーヒーやら、怪しげなスープ(誰かからのお土産)やらがあります。私はあまり活用はしてませんが、コーヒー好きな人はちょこちょこ入れて飲んでたりします。当然「いいよ」となるじゃないですか。でも、まだ2日目で図々しいかな…とT.Sさんは「本当に大丈夫ですか?」と何度も念を押したようです。それでも、部長は構わないと言ったようです。それでインスタントコーヒーを淹れて、席について飲みながら作業を続けていたら、部長が言ったらしいのです。

「コーヒー、朝(出る前)も飲んではるの?」

T.Sさんは、朝飲まないと、頭が働かない…ということを返したらしいのですが、それに対して部長は……

「朝飲んではるんやったら、ここで飲む必要はないんじゃない?」

 おまえ、ええって言うたんちゃうんか!!びっくりしました。どんだけ頭オカシイねん。さすがに、2日目ではありますが、T.Sさんもカチンときた模様。

「事務所は誰も飲んでないから、極力やめといた方が」

という言葉まで追加したらしいです。はぃぃぃっ?!私なんか、たまにですけど、インスタントどころか、さらにコーヒーメイカー使ってコーヒー飲んでますけど?! しかも、事務のくせに営業さんに淹れてもらってますけど?!(「ヒロタくん、入ったよ?」「あ、ありがとうございます」←自分の分をカップに注ぐだけ) どんだけ事務所見てないねん。あんたのお気に入りの営業さんも、仕入れさんもコーヒー飲んどるがな。むしろ、事務所から出て、自販機で買って飲んどるがな(そっちの方が時間食う)。事務所にあるもので、短時間で席に戻ろうとしている彼女の意識は無視ですか? あああああ、もう、むかつきまくりです。 ←ここまでで二千五百字も費やしたくらいです(日記なのに、しかも愚痴なのに、原稿用紙6枚て…)確かに、インスタントコーヒーは女の子は飲んでませんよ? でも、それは単に好みの問題なだけで。「ココアとか置けよ」「紅茶ならねー」という会話を繰り広げていますから。好きなのがあったら、確実に飲んでるて。それさえもわからんか、あのオバサン……。

 T.Hさんと、帰り道で決意しました。「微力ではあるけれど、私達が楯になって、T.Sさんを守ろう!」と。本当に、何を偉そうなこと言うんだと言われそうだけど、それでも。私達のキズなんてたかがしれてんです。もう辞めようと言っている人達なんだから、いくらでも傷ついてやりましょう。だけど、これから続けようとしている彼女は大切にしないと。「部長に内緒で、少しずつ伝票とかFAXとか見てもらおう」と話し合いました。私は常に、頑張っている女性の味方です。…年齢問わずということが、本日実証されました。



 先程入ったニュースです。義兄が、緊急手術。またもや。明日から、どうなるかわかりません。我が家、大丈夫か? いや、その前に兄は大丈夫か? 私ができることがあればする…と母に申し出ておきました。またもや、同じような発言です。仕事、早く帰るか、ちょっと遅刻するか…くらいはできるよね? いや、させてくれ。母は姉の元に向かわせてやりたい。1人じゃ不安だろうから。私は、なんとかする。父と祖母の面倒くらい……見てやらぁ!!(なげやり)