わりとNさんを買っているわけです。

 昨日から、また新しい方が会社に来てます。T.Hさんの代わりの営業事務です。今度もおばちゃんです。でもちょっと苦手な感じ……(¨;)。化粧濃くて、ちょっとシャキシャキしすぎ。良く言えば、物怖じしないタイプ。悪く言えば、何をしても高圧的。こわいよー、こわいよー。仲良くできますでしょうか? 小心者でヒトミシリィな私が、いっとうつきあいにくいと思っているタイプの人間ですよ、コレ。こまった。

 しかし、社内の無関心ぶりといったら凄いです。T.Hさんが辞めるという話題についても、誰も触れません。というか、社長も名前を忘れる始末。「ええっと…8月末でUさんと……もう1人………………辞めることになったんで、その代わりに入ってもらったわけですが…」朝礼中だと言うのに、言葉を濁しやがった!! おおーい、3人しかいない営業事務の名前忘れるってどういうことですかー? 私といくら名前が似てるからといって、どっちかわからなくなったとか、そんなんナシですよ? いや、もう間違えて言ってくれても良かったですけどね!!(笑)

 そんな中で、一番興味津々なのは、私の持つ得意先JNPのNさん。今日新人のAさんが取った電話が彼からのものだったのですが、私に引き継いだ瞬間「今の誰?!」と聞いてきました。そういえば、辞めさせられたT.Sさんの最初に取った電話も彼からのものでした。その時も「今の誰ですか?! え、誰か辞めはるんですか?」とどんどん聞いてきました。社内の誰よりも、彼が一番私達に興味を示してくれてます。そしてUさんが辞める理由まで聞いてきて、ちょっとあたふたしたものです。

Nさん「何でですか? あ、2人でいじめたんでしょう?!

ヒロタ「違います!! なんでそんな考えに行き着くんですか!」

Nさん「いやー、女の子の世界は厳しいてっていうから……じゃあ結婚ですか?」

ヒロタ「いや、それも違うんですけどね…」

その後も、Uさんが電話に出るとさかんに理由を聞いている様子。「じゃあ1日1コずつ理由言っていくんで、当たってたら教えて下さいね」と、わけのわからない押収を始めました。その一番最初に言われたことに、Uさんもびっくりしたようです。

Nさん「Y部長とケンカしはったんですか?

ええっと…Uさんが辞める直接の原因は違います。違いますが、根底には間違いなく、その意識があります。鋭いなぁ…と3人で話していました。

 そんなわけで、新人のヒット率の高いNさん…今日は思わず「凄いですねー」と漏らすと「え、また最初の電話が僕とかそういうことですか? なんか、嫌がられてません?」と変な心配を。ただ、鋭さは変わらず。

Nさん「絶対何かあったでしょう?! ほんまにケンカとちがうんですか?」

ヒロタ「3人の中でってことですか? 違いますよ」

Nさん「いや、Y部長と

はい、正解です。ただ、部長1人と、ではないですが。会社と…が正解かな? 気安く話をしている関係なので、言いふらしたかったのですが、さすがに背後にY部長がいるのに、そんな会話もできず……「違いますよー」と嘘っぽく答えていると、「うーん…ま、こんな話やめときましょうね」と名残惜しそうではありましたが、引き下がってくれました。良かった。でも、言いたくてなりません。「何があったか…そのヒントは、先々週電話に出た新人はもうここにいない…ということです」とか言っておいたら気付いてくれますかねー? ちなみに、「今の誰? 誰か辞めるんですか?」という会話の後はお決まりのように「誰だと思います?」と言うんですが…今回は「ヒロタさん」と即答してきやがりました。

ヒロタ「違います」

Nさん「え、じゃあもう一人の人ですか?」

ヒロタ「そうです」

Nさん「まぁ、ヒロタさんなら僕に言わはりますよねー」

……え、そう長く続ける気がないことを伝えないといけませんか?!(笑) っていうか、ギリギリまで(それこそ新人が来るまで)は言わないつもりですけど……?! 思わず言葉を失ってしまいましたよ。



 兄の具合が心配です。そろそろ真剣に心配です。今まで心配じゃなかったのかと言うと、そうではありませんが、さすがに「死」を感じさせる程の心配までは到達していなかったというか……。ううーん、にーちゃん、頑張れ。死ぬなよ。←生々しい。



 明日から3日間、会社を遅刻して祖母をデイに送り出します。そんで、気分転換に明日はT.Hさんと映画に行ってきます。心配ですけど…まぁ自分の心の安寧も大事ですから。