「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」

 見てきました。オダジョー。いやぁ、泣く泣くと覚悟はしてましたけど、ラストはぼろぼろ涙を零してました。色々映像化されてますけど、私はこれが初東京タワー。もこみちはリリーさんじゃないだろうってな理由で一度も見てなかったのですが、オダジョーは比較的リリーさん寄りだね。そう、格好いいのに、途中何度もリリーさんっぽく見えて仕方なかったので、凄いなぁ…と感心してました。髪型とヒゲのせいもあると思うんですけど、なんか表情とかまでさー。研究して近づけて演じておられたなら、尊敬ものです。どうやら原作に結構忠実だったらしいので、そこも好評価。…でも、きっとこの後原作読んだらどちらにも不満を感じそうなので、しばらくは読まないことにします。

 樹木さんの演技もさすがという感じでした。病人の演技が凄い。本当に苦しそうで、辛かったです。で、オカンが死ぬシーンは嗚咽をあげかけた。「ようがんばったね」とぼそぼそオダジョーの独白が入るのが、もうっっっ……(T.T) よく出来た映画でした。

 あと、寺島さんとか、板尾さんとか、端役の人が豪華でした。満足!!