解放されました。再度封印致します。

 ようやく読み切りました。「High school Hunters−僕らのための物語−」…長かった……長かったよ。昔の私、凄い持続力だよ。こんなんよく書いたもんだ。いや、怪奇譚だってまとめたら相当長いからあんまり言えないけど。でも、異常。凄いなぁ。授業中、如何に暇だったのかが窺い知れる。暇というか、必死。ええ、必死でしたね。懐かしい思い出です。で、読み進めるのはかなり苦痛でした。矛盾とか考えナシとか風呂敷広げたまま収拾しないとか、そういうのが我慢ならん。ラストの2話くらいは好きなんですけども、それ以外はもう、読むと辛くて眠くなる。そんなこんなで結局一週間掛かってしまった…(;-_-X;)

 ここからは、分かる人だけが分かってくれたらいい独り言です。HHを知らない人は無視して下さい。私、やはり欅の物語は好きです。兄ちゃんの所は作者ですがまた泣きました。それから、欅自身に纏わる過去の不穏な感じが好き。欅のバックグラウンドはきちんと書いてあげたいなぁ。代理母出産とか、水子霊の義兄とか、大企業の跡取りとか、自殺とか、精神退行とか、放火とか、全然謎を究明してない感じが素敵です。そして今となっては詰め込みすぎて意味が分かりません(笑)あ、さらに麻薬密売の…とかもあったね。大人になった欅を書いてあげたい。彼の物語はまだ終わっていない感じがしますから。それから、やっぱり好きなのは吉良の話。甘酸っぱくて嫌になるけど。うん、舞台装置はよく出来ている。よく練られている。これが書きたかったんだな、というのがよくよく分かる。HHはここだけ抜粋するべきだ(しないけど)。そいで、一番腹立たしいのは檀の話。一昨年しばらくスオウちゃんの話を考えナシに連載していたので、私の中ではそっちが本当となってしまっているから…先にあったはずのこのHH本編が気持ち悪くて仕方ない。

・日吉家の跡取りは透子さんの方。蘇枋が婿養子。

・檀を引き取った叔父と叔母は、日吉(透子さん方)ではなく、蘇枋の年の離れた義兄。

忘れないように、ここに書いておこう。多分、まだ蘇枋ちゃんの話は書くから。あと、

・四歳の頃檀と水沼ちゃんは会っている

とかいうことを踏まえておかねば、また分からなくなりそうです。

 ああ、しかし、これでようやくやるべきことに戻れる……。明日からは怪奇譚15執筆に戻ります。あっちも早くカタつけたい!!