■ - 玩具の奇妙な日常〜ヒロタユタカの独り言〜

　…主に、購入した感想文（笑）

　有栖川有栖川『女王国の城』（創元クライム・クラブ）…楽しみ過ぎる。見ただけで泣けた。江神さん…江神さん……。もう、十年くらい待ったよ。凄いよ、根気のいる待ち時間だったよ。もう出ないかと思ったよ。嬉しすぎる。読み出したらきっと、止まらないだろうから、ちょっと我慢。…いや、我慢なんかしなくていいか。これ書き終わったら読む。

　藤原伊織『名残り火』（文藝春秋）…もう、これが本当のラストだろうな。今年の私的な思い出を挙げろと言われたら、私はベスト5の中に「藤原伊織が亡くなったこと」と入るに違いない。しかも、内容が弔い合戦的な雰囲気。いいよ！！　この主人公は結構器用ですけど、クールで厭世的な男が、友のために熱くなる…って、それだけで燃える。うう、はやく続きが読みたい。でも、ひとまず有栖川さんだ。

　あとは漫画。川口まどか「死と彼女とぼく　ゆかり8」（KC）…ゆかりの姿が見あたりませんが、タイトルはゆかりです。あははははは。でも、杏子さんの話はこれまた十年以上前から知りたかったので、嬉しいです。……１５年以上前から……（言い直して、ちょっと哀しくなった）

　えぬえけい「夢水清志郎の事件簿　大江戸編」（KC）…なつかしー。そういえば、こんな巻もありましたね。

　佐倉ハイジ「投げやりの夜」（ディアプラス）…好き系の話ばかりでした。ヘタレ眼鏡好き。眼鏡攻め好き。昔の作品らしいですが、今の方がむしろだれてると思うのは気のせい？

　南国ばなな「ミルクマン」（ウンポココミックス）……どういうジャンルなんだ、ほんとに。BLじゃあねぇ。でも、少年漫画でもねぇ。少女漫画ではまったくない。読みながら『ずっと「牛乳屋さん」というタイトルだと思っていたら、「ミルクマン」だったのねー…』ってメールを樹にしたんだが、次のページで「最初は「アパメン」というタイトルで…」と書いてあった。そういえばそんな名前だった！！　あまりに印象が薄すぎた。というか、牛乳屋の印象がつよすぎた。きしょくわるい。あえて平仮名で。絵柄も内容も好きかというと、決して好きではないんですが、やはりテンションが……テンションが気に入ってます。

そんでもって、OVA『最遊記RELOAD−burial−悟空の章』買いました。むっちゃ映像綺麗。原作にとことん忠実。すばらしいDVDでございます。２人しか出てこないので若干寂しいのですが、それでも満足です。悟空と鳥のシーンはちょっと涙が…。あれは無音だから意味があるシーンではないかと思いますが。あと、関三蔵は格好いいな。この人がモモタロスとかやってるのが意外でしょうがないけど（笑）　好き。←何回も言わなくてもいいだろうよ。初回特典のミラーは……使いたいけど、使えないなぁ。