「幸せのレシピ」

 昨日は、Aさんと映画に行ってきました。幸せのレシピ。特に見ようと決めて行ったわけではなかったのですが、まぁまぁあたり。分かりやすくて、可愛らしくて、ほっとします。プライドの高い妙齢の女性に見せてやりたい映画です。
 人を受け入れられず、一人で奮闘しているコックの女性が、亡くなった姉の子供を引き取ることになり、少しずつ心にも変化が表れる…という話。厨房には新しいコックが来て、その人とも最初は仲違いしているのだけれど、だんだん許して惹かれていく…という話。分かりやすい。起承転結がはっきりくっくりしているので、ぼーっと見るには最適です。それに、子役の子が可愛いんだ。もうちょっとしっかりものの少女なら、駄目大人としっかり少女という好みの関係だったんだけどな。それから、男女が逆ならさらに良かったんだけどな…(個人的な好みの問題)。
 自分の姉が死んで、その子供を引き取ることになった男性。仕事に一心で子供の世話も分からなくて、困り果てる。そんな時に「あなたと一緒に働きたくて」と来た女性に反発しつつもだんだん惹かれていって………うん、こっちの方が好き。なんなら、男性でもいい。…という風にすると、つまらないBLみたいになるから却下。一瞬でプロットが立てられる話になった。びびった。
 とにかく、おなかがへっている時には見ない方がいい映画です。お腹いっぱいでもパンケーキは食べたくなった……。