最遊記ドラマCD感想

 通販のドラマCD「burial」が届きました。かなり楽しみにしていただけあって、届いただけで「きゃあ///」という感じ。アニメでやってほしいなぁ、と思っていたのですが、ドラマCDでも十分に魅力が伝わりました。やっぱ、この「burial」シリーズ好き。しかも、開いた書き下ろし?の絵、見ました?! 光明三蔵法師と、烏哭三蔵法師!! すげー、いいなぁ、この絵。シンプルですけど、どきどき。あとね、3千円にしてはかなり長くないですか? 長く感じたんですけど……お買い得な感じ?
 まず三蔵の章……関さんの力量が見えました。三蔵なのですが、三蔵じゃないみたいで、三蔵なのですが、非常に暗く重い感じ。うまいっ!! あの峰倉さんの描いた、三蔵の茫洋とした死んだような目を思い出してしまいました。見事。特にふっきれた後の三蔵との差がほんとすげぇの。ふっきれた後はマジに今の三蔵。
 続いて悟空の章。三蔵と悟空の出会い…懐かしい感じ。まぁ悟空はふつーに悟空でした。2割り増し無邪気な感じ。「連れてってやるよ、仕方ねーから」という三蔵が格好良かったです。あと、なんだか照れてる感じの「人語喋れサル!」とかね。ああ、そういう感じなのか〜とか感心しちゃいました。
 最後に沙悟浄猪八戒の章。この話は、もぅ、聴きたくて聴きたくて仕方なかったものであります。「しょーがねぇなぁ」という八戒が聴きたかったのです。「おれもだ」と悟浄は笑うところも。予想通り、大人の男性っぽい二人の感じがよく出てました。大人のすかし方って言うんですか? 上手ですよね。微妙な距離感とか、よく出ていた感じします。まだ相容れない感じの悟浄と八戒。しかし、ドラマCDだと、悟浄さんがほんとに生きている感じがします。鷭里も想像通りです。そんで八戒の「虫酸が走るんですよ」からの下り、すげー。二重人格な感じがよく出ていました。しかし、個人的な意見ですが、「しょーがねーなぁ」はちょっとイメージ違ったなぁ。もっと男っぽいかと思ってましたが、軽い……。ううーん、不思議な感じ。もっと低く、男臭く言って欲しかったな。
 さて、キャストコメントですが……ううーん、「関・保志」コンビは関さんのツッコミが冴えてました。でも短かったな。「平田・石田」コンビはぴりりと辛口コメント。石田さんが天然に辛口。平田さん「似てりゃーいいや」発言は頂けませんけどね(笑)あと石田さんのエロな発言も……(笑)後ろからの関さんのツッコミは良かったです。やっぱり座談会は長い方が好きです。そして、四人一緒がいいな、と思いました。