「父親たちの星条旗」

 英雄とはなんぞやを問いかけた作品だったと思います。真実ってそうだったのか…と思い知らされると同時に、メディアの扱い方って怖いとも思いました。美談は必ずしも本当ではなく、創り上げたモノの中に必ず悲しみが混じっていく。それが過去と現在を交差する物語の中によく出ていたと思います。目まぐるしかったですけどね。

 あと、戦争は書く心構えがもっともっと必要かもしれないと感じました。壮大なスケールになってく「祈人」ですが、いつ書きましょうか?

 日本からの視点で描いた「硫黄島からの手紙」の公開も待ち遠しいです。獅童さんはああいう役が似合うなぁ。あと、加瀬亮さん、最近イチオシなので楽しみです。名前が好き。