生と死について(わりと重い身内の話です)

 消化できたような、そうでないような……。ううーむ。
 なんか勘違いされそうなんですけど、別に私の姉(妊婦)は元気です。
 ヤバいのは義兄。
 そのなんかわからんもやもやをなんとかしたくて置き換えて書いてみたんですけど、あまりに人種が違いすぎた。失敗。しかも第三章まで書いてるくせに一章に戻るという意味の分からんことをやってます。好きな所から書ける話はいいなぁ。ただし、忘れた頃に書くのでいつも過去のを見返す必要があるという……。


 話を元に戻しましょう。
 そう「にーちゃんはセカンドオピニオンちゅーやつで検査入院中」て言ってましたが、手術はしないとならんのですよね。
 今は元気なんで、結構簡単に考えてましたが、そうでもなかったみたいです。
 彼は今、爆弾を抱えているような状況のようです。今度破裂したら命の保証はない……程度に危険な感じ。
 だから、それを取り除く手術を早めにした方がいいだろう……というのが医者の見解。
 ただ、その手術も結構リスクが高い模様。詳しい病状というか、現状は言いませんが、とりあえず兄は厄介な病気持ちなんで、それをふまえての手術が難しいし「何があってもおかしくない」とのこと。手術自体がうまくいっても、合併症とかあるから、ほんとにどう転ぶかわからない。

 これが、今じゃなければ、みんな「じゃあ早く手術を!!」て言ったと思うのね。

 ただ、姉の出産予定日は12月です。

 爆弾はいつ爆発するか分からない。明日かもしれないし、来年まで持つかもしれないし、ひょっとしたらこのまま数年は平気かもしれない。ただ爆発したら最期。
 手術は難しいもので、どうなるかわからない。最悪、その時に……ということもあり得る。


 あなたならどうしますか?


 子供の顔を見られずに死ぬ可能性が、どちらにせよあるんです。
 それを考えて、医者も一応選択肢を残してくれているらしいです。
 「手術するなら3週間後くらいなら入れられる」
 「でもやらずに置いておく選択もできなくはない」
 姉の立場、本人の立場、親の立場……色々考えさせられました。

 私は「手術して元気になって赤ちゃんを抱いてやれよ」って考えなんですけど、やっぱりそれは勝手ですよね。
 母は不安を抱えたままなのは怖いけど、生まれてからでも…という考え方。


 まぁ死なないと思うんですけど。強運の持ち主だし。
 同じ病気で亡くなった、彼のお母さんと弟さんがきっと見守ってくれているよ!! と思えてならないのですが……。
 最終的には夫婦で決めることなんで、私ごときが口を挟むことではありません。

 ただ、生まれてくる子は絶対に幸せでなくちゃならんと思うので、母親である姉が哀しくて苦しくなるようなのは嫌だなぁ。

 あー……私が悩む必要はないけど、「覚悟はしてるよな」という姉と兄の会話が結構こたえました。



 重い話ですいません。
 消化したいと思った気持ちだけを理解していただけれは幸いです。