「風立ちぬ」

券をもぎってくれる方がシアター番号を間違えて伝えたため、5分ほど違うものを見ていた私達…。もちろん、半券とか確認せずに言われたままの部屋に行った私達が悪いんでしょうけども…
「あの日見た花の名前を僕たちは知らない」の冒頭を見てしまいました……。
気付いて良かった。ていうか、もっとはやく気付け?
予告の段階でアニメばかりなことを不思議に思ってはいたんだが。


風立ちぬ」はなるほど、綺麗な世界でした。
そんなに戦争の悲惨さは描いてないのに、戦争はいけないと思わせる感じでした。
ただ、「美しい飛行機が作りたい」という思いを宮崎駿が描いたらこうなるのだな、と。
彼自身にも言えるのかな、と思いました。それが政治的にどうこうとか、本当は微塵も思っちゃいなくて、ただ美しいものが作りたい、と。
何回か見たらまた違う感想を抱くのだろうとは思いました。
あ、それから庵野さんな……確かに最初は違和感を感じるが、慣れるとそういう口調として聞こえます。私は嫌いじゃないかな。

メイキングみたいなのテレビでやってたの見たけど、まさかあのドイツ役の人がジブリの元スタッフで、さらにかなりの音痴だなんてあの映画見ただけじゃ分からないよなー。いや、浪々と歌っていた感じがしました。……テレビ見た時はほんとに酷かったけど。