そうそう、なぜ4ページという、ヒロタにはごくごくこなせる数字がこなせないのかと言いますと、ちょっと本にハマってしまいまして。休み中に全部制覇するつもりなのです。雪乃紗衣彩雲国物語』シリーズ(角川ビーンズ文庫)。全部揃えました。『はじまりの風は紅く』『黄金の約束』『花は紫宮に咲く』『想いは遙かなる茶都へ』『漆黒の月の宴』『朱にまじわれば紅』『欠けゆく白銀の砂時計』…以上既刊7冊。連休の外出理由はこの本を揃えるため…のみ。淋しすぎ。でもいいんだ、おもしろいから。少女小説なんで、「きーっ!!」となる部分もあるのですが(願わくば、これを中学時代に読みたかった…みたいな)、純粋に頑張ってる主人公が可愛いし応援したくなります。…そして彼女を囲む面々が、キャラが立ちすぎていて…。でもまぁ、私が熱を上げるようなヤツがまだいないのが悲しい所ですね。「惜しいあと一歩!」と色んな人で唸っているわけです。一番のお気に入りはやっぱりわんこのような主上でしょうか(彼が秀麗と一緒にいるとき耳としっぽが見えるのは私だけですか?!)。あと、藍龍蓮のわけわからんさも好きですし、柴彰さんのしたたかさも好きですし、茶朔洵のカミサマ(最遊記のね)的な黒い無邪気さも好きですし、静蘭の二重人格的な所も好きですし、黄奇人の美貌は想像だけでドキドキするくらい好きですし、紅黎深の姪っこ激ラブな腹グロな考え方も好きですし…(←それだけ好き好き言うてたら十分やろうが…)……ただ、決め手がいまひとつ。もうちょっと悪人になってくれたら…とかもっと性格悪かったら…とか思ってやみません(笑)これ以上を少女小説に求めてはいけませんね。てへ。そして、下手な妄想を膨らませるのも間違いですね。同人的な発想が板に付いている自分が怖くてなりません。とりあえず、たくさんの人間かけ算をしている不埒な読者です……。とりあえず、以外に切れやすい苦労人で方向音痴な彼はかわいいな〜と思ったりしてます。ちなみに、一人でハマるのは心細いので、早速のあにメールをして「ご一緒しましょう」と買うのを勧めてしまいました。ほんと、私ってばどうしようもない人ですね。
 明日ももうちょっと読書が続きます。…といってもあと2冊。一気読みする気満々です。

彩雲国物語―黄金の約束 (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語―黄金の約束 (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語―花は紫宮に咲く (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語―花は紫宮に咲く (角川ビーンズ文庫)