『小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬』

ようやく読みました。

大好きな大好きな電王。小説で読んだら寂しさが募ってしまう気がしたのですが、案の定でした。
…あー…良ちゃん達に会いたいなぁ……と思いました。
もう適うことのない夢ですね。

お前の願いを言えってイマジンに近づいて来られたら、私なら「もう一作ちゃんとオリジナルキャストで見たい」とか言うかもしれません。結構な無理難題だと思うけど、さて果たして契約完了してくれるイマジンはいるのかしら。


しかし、この「小説 仮面ライダー」シリーズ…。
すでに何冊かは読みましたが、やはり役者さんの力というのは大きいのだなぁと感じました。
「何か、ものたりない」
キャラに間違いはないし(むしろ産みの親達が書いてるので正しいのに)、どこか違和感を感じるのは、やはり演じる人達がいてなんだろうと…。
特に今回は強く感じましたねぇ。高岩さんと関さんとたけるんがいてこその「モモ良」なんだろうなー…とか。ちゃんと頭に浮かぶのに、描けないみたいな感覚です。


あ、話は可愛かったです。相変わらずのごちゃっと感(笑)
ちゃんとそれぞれに見せ場があって良いですねー。リュウタの技に「そういえば!」となりました。あの子、そんなことでましたよね。あと、良ちゃんのジークの扱いが笑えた。
でもおねえちゃんと侑斗のくだりは泣けるので、ちょっと注意が必要。あの二人は、どうしたって結ばれない運命でなくちゃいけなくて、桜井さんと侑斗は同じ人なんだけど、同じじゃない…みたいなのが思い出されて、切なくなりました。そうだったんだよなぁ……と。



ああ、全部見返したい。全部全部。


あ、でも、一つだけ間違いのないことをお伝えすると……
これ、良質な「同人誌」です。ええ、オーズの時も思いましたけども!!