アイデンティティー崩壊の危機?!

 結局宣言通りに引きこもりな感じで日曜日を終えました。「少しくらい外出したら? 若いんやから」と母から言われてしまった程です。最近、母にまで出不精具合がバレてきているようです。基本プチひっきーなんですけど…家の中でやることはいっぱいあるんですけど(主に活字系統)…許してもらえないものでしょうかね。
 でも、背中の痛みが酷いので、マッサージには行きました。電話して尋ねてみると丁度担当のTさんが空いていたのでラッキーでした。しかし、いざ予約した時間に行ってみると、受け付けに初めて見る顔。いつもはTさんが出迎えてくれるのに。おや、新人さんかな? と思ってまじまじ顔を見ると……「私のこと覚えてる?」ときた。うわぁぁぁ、中学時代の同級生!!「さっき電話くれた時、そうかな〜?と思ったん」……そりゃあんた、私電話でフルネーム名乗りましたよ。小さい中学でしたからね〜、おまけに私は生徒会なんかやってたから、影薄いけどわりと同級生から覚えられてるのかもしれません。慌てて「おっ、覚えてるよー久しぶりー。うわぁ、こんな所で意外っ!!」と話を合わせました。…がっ!!……久しぶり……ですけど、貴方、お名前……なんでしたっけ?! いやー、小さい中学ですけど、仲が良かった人ではないので、名前が……。内心(うぉぉぉぉ、誰だ、誰だ、誰だ?!)みたいなガッチャマン状態でした。多分Yさん…と推測を立てて、結局一度も名前を呼ばずに「じゃあまた…」と別れました。帰って卒業アルバムで確認した所、私の記憶は正しかったようで、Yさんで正解でした。しかし、私の数少ない“癒し”作業のひとつに、知り合いが絡んでくるのはいやだなーと思いました。マッサージなんて疲れてだるっだるな時に行くものですからね……そんな姿を見られたくないな、とちょっと見栄っ張りに思ってみたりも。少し行きにくい空間になっちゃいましたよ。どうしたもんだか。
 ところで、中学時代の同級生達は思わぬ所で再会すると、必ずと言っていい程みなさん「私のこと覚えてる?」と言ってくるのですが、そんなに自分に自信がないのでしょうか? あ、いや、自信があるから声を掛けてくるのか。私なら同級生見付けても確実に無視します。卒業してからの十年間、自慢できる人生を歩んでいないような気がするから。いや、それも違うか。みんなが期待していただろう、私の未来に進んでいない気がして申し訳ないから。自分ではわりかし満足な部分もあるんですけどね。
 マッサージは気持ち良かったです。背中が痛かったのですが、肩とか足の方が酷かったみたい。「何か運動でもしはったんですか?」と言われて「いえ、何も」と悲しい返答。どうやら、私の肩はもう慢性化しているようで、自覚症状ナシでえんらい凝ってるみたいです。背中の方に意識が回っているから余計かも、ですって。少しでも筋肉動かした方が凝りはマシになるだろうし、将来的に(おばーさんになる頃の話ですが)骨格にまで影響が出るかも…ということなので、何か運動した方が…という忠告を頂きました。その上で誰かにほぐしてもらう、と。やっぱウォーキングとかしようかなー…温かくなってから、ですが。でも4月から担当のTさんがお店移動ということで、私はこの凝りを誰に託していいものか…悩んでおります。
 今日もついに執筆できないままでした。イラストの一点もあげらけないままでした。あーあ……自分の本分を見失いそうですよ…(←小説を書くことが自分の本分だと明言しちゃってるよ、オイ)。自分らしさを欠如させちゃうと、自分は一体何者に成り下がるんだろう、なんて考えてしまうわけでございます。