適当に素敵
日本語に身震いシリーズ(笑)
パンフレットの改訂がありまして、また「若者の目線でチェックしてくれ」と回ってきました。
あのですね……働かないオッサンKさんがいつまでもいつまでも持っていて進まない仕事です。
改稿のために2ヶ月ほど前に色々意見を出して書いてたんだけど…? それが全然直ってませんでした。
それをまたイチから見るのですか…? なんかバカらしい。ていうかいつまでかかってんの?
写真も前のまんまだし、意味がわからん。
でも、ちゃんと見ておかないとしばらく使うものだし…。
そしたらまたきた。
「ちょっと素適な京会席」
これね、最初は「チョット素適な京会席」でした。
「ひらがながいいです」て回していたので、そこは直っていた。
もう、カタカナやめようよ。カタカナ。なんでカタカナ。酷い。
しかし、根本的に文章が気持ち悪かったから、「全部直して」的なことも書いていたはず。
それは無視されていた。
そして、もうお気づきですね。
すてきの「てき」は適当の「適」ではありません!!
赤で「敵」て直していたはずなんだけど。
これもまた見てくれていません。
だいたい「ちょっと素敵」て料理に使うのはいかがかと。
「これ嫌です。気持ちわるい」
てNさんに漏らしてました。
で、結局文章まるっと書き直してやりました。
こういうのホントは印刷屋さんの仕事な気がするんですけど。だいたいのアタリというか、こういう文章でいかがですかーみたいなのも書いてくれるんじゃないだろうか。まぁ書けと言われたので書きましたけど。
ただ、私の文章も嘘を交えている。
「彩り豊かな京会席」
……ごめん、実は全然豊かじゃない。
支配人が「彩りあるかな…」て言うてくるから「さぁ……?」て言ってしまいました。
支配人は「ここでいう彩りは、色とりどりというのではなく、いろんなものが…という意味合いで使っていることにしよう」とか言い出しました。
いいわけがましい!!(笑)
でも辞典によると、「おもしろみや風情、華やかさなどを付け加えること」て出てくるからまぁあながち間違いでもないか。
……ん? おもしろみや風情や華やかさがあるかどうかも疑わしい?