「奇跡のシンフォニー」

 いきなり初日から見てきました。眠かったけど夜に。
 泣ける、絶対泣けると思ってたら、泣けませんでした。泣けなかったけど、いい映画です。ありがちですけど、王道ですけど、ご都合主義ですけども、まぁいい映画です。
 少年少女が頑張る話に弱いです。
 離れ離れの恋人が、数年後に再開とかも結構好きみたいです(最近気付いたけど、私の書く男女カップルは大概が数年間をおかないとくっつかない(笑))

 ま、そういう話の流れはどうでもいいとして、バンド(ギター)とオケ(チェロ)の曲の交わり具合がすばらしいです。あと、「泣けなかった」と残念がってますけども、簡単に泣かそうとしてない点は高評価です。お涙ちょうだいはそれなりに必要ですが、あえてそれを加えない。いくらでも泣かす要素はあるけれどもさらっと流す。その姿勢が良い。

 でも英語タイトルは「August rush」なんですよね? そっちの方が正しい気がします。なんだろ…せっかく綺麗に作られてるのに、「泣けます!」みたいなタイトルになってることに疑問。邦題って難しいのねー。まぁ最近は見事な邦題って少ないって聞きますけどねー。