「ユースフル☆メソッド」感想

ざっくり一言で言うと、
「高校入学した男子高校生が、恋愛に青春を捧げるために、イケてるグループに入ろうと奮闘する話」
でした!

ちょっとイケてない感じの主役の春哉に、親友の友則がイケ、てるグループに入るためのメソッドを教えていくんですが、小気味よく進んでいって、さくっと終わるので気楽な気持ちで見られました。

まぁ正直、ザ青春!って感じなのがあんまり得意ではないので、色々深読みして楽しんでいる感じなんですけどね(婉曲表現)あとエヴァに詳しかったらもっと面白かったかな、という気はしました。

まぁ自分の青春時代がどうだったかと言うと、結構部活に明け暮れていたので、イケてるグループからは「すげーなー」とかちょっと小馬鹿にされつつも一目置かれ、イケてないグループからも「すげーなー」と羨望の眼差しで見られているという位置づけな感じだった気がします。
どっちかと言うと、見習くんポジションですよね。あんな可愛い子から恋されたりとかはなかったけどなー。


あと、どうでもいいけど、「スタンドバイミー」が、楽団で吹いてる楽譜まんまだったから、体が反応してしまう(笑)どうしてそこ使ってきた…とか思ってしまったもんね。まぁ吹奏楽絡んでたから仕方ないけど……。
もうこれ今後吹く時、なんちゃってな感じに歌ってる先生思い出してしまうというやつ。



そんで、キャラとして見てみると山沖、足立ファンは満足だったんじゃないか…な?と。
すいません某所関係は詳しくなくて、当日に「この人は、何の何だった人?」とか聞いてた始末です。親分は誰?とか。聞いてちょっとだけお勉強になった!! でもきっと私は役者の人という見方しかしないだろうなぁ。
多分両方ともとても自分の魅せ方というのが上手い方なんだろうな、とは思いました。



で、逆に主演に関してさ……。
推しとしては、格好いい松本寛也もたまには見せたい(「見たい」じゃなくて、初見の方に「見せたい」)なぁという話なんですが、まぁきもかわなのも良いです。
私は、どちらかと言うと、味があってオイシイ感じのバイプレイヤーとしての彼が好きなんですが……ね。
彼は決して天才肌じゃないし、お世辞にも器用な方ではないと思うんだけど、そういう役の時の「引き寄せる」力だけは見事だと思っています。「華があって、目を奪われる」じゃなくてね。「客席の視線を集める」のがナチュラル。真剣な演技(←真剣な状態のキャラを演じている時という意味ね)が本当に心を奪われる。
だから主演に据えても映えるのは映えるんですけどもねー。
脇役でぎゅっと締めたり緩めたりしてる方がやっぱり私は好きだなーと今回強く思いました。


ちょいちょい唐橋さんの演技に見えたのは、まぁずっとこの冬一緒だったなごりですかね。
思わず「唐橋めそっど……」て言ってしまいました。弥次喜多とか、パラノイアみたいなのがちょこちょこあったのが嬉しくて、過剰反応していた私。


あと、ダンスが見たかったよ??!というのがファンの総意だったので、そちらは後夜祭にでも期待しましょうかね。……踊れるのに、周りは踊ってるのに、踊らないというのが………悔しかったな。
松本さんのキレっきれの動きを、初見の方に見せたかった……というファン心理。


あ、なんか全体的な感想はうすっぺらいww