ONE PIECE「カラクリ城のメカ巨兵」

 樹と映画に行ってきました。ONE PIECE!!「カラクリ城のメカ巨兵
 いや〜終始笑いっぱなしでした。今回は、愉快だった。前回はなんだか怖かったからなー。ちょっとお祭り映画にしては、シリアスが過ぎました。しかし今回は良かったですよー!! もう、ONE PIECEらしい面白さに溢れていましたから。ギャグ満載……ギャグっていうか、駄洒落。そらナミさんのツッコミも炸裂するわ…。そしてONE PIECEは敵がお馬鹿な程面白いと思うのですが、この映画はまさに、という感じ。稲垣ごろーちゃん、かなり素敵にお馬鹿でした。似合う似合う。馬鹿なのに、さらに馬鹿な船長とかいるからツッコミもしなきゃいけなくて大変そうでした(笑) でも、個人的には好きだ。あと極楽の加藤さんも「うまいじゃん」とちょっと感心。あのガラガラ声はテレビで見てるとたまに不愉快ですけど、まぁこういうキャラには合うなぁ、と。見直しました。さすがドラマとか出てるだけはあるね。山本さんは…まぁそれなりに?
 さて、内容に行きましょう。今回は、ほんと笑いっぱなしで、ストーリーに特に文句はないデキでした。映画らしいな、と。ではその上で気になった点をいくつか羅列。まずナミさん、胸強調しすぎ!! いやー、凄いです。最初の頃から比べたら、かなり成長してます。…と、オヤジのような発言しますけど、ほんと、ぷるぷるしてるし!! あんた、それ、大丈夫? と言いたくなりました。でも、最強。一番強いのは彼女です。間違いなく。敵に対しても「ちょっと黙っていて下さる?!」と高いところからモノ言ってましたから。ロビンちゃんも凄い露出度でした。2人で叶姉妹でも目指してんのかと思う程です。いや、素敵です。スタイル抜群。おまけに、2人の頭の良さが際だっていたのが印象的でした。特にロビンちゃんね。古代遺跡の似合う美女…か。
 さあ、乗ってきたので他のメンバーのことも。チョッパーが育江さんじゃないのが残念でしたが(早い復帰を願っています)、でも今回はしっかり役割果たしていたので良かったかな。アフロが可愛かったです…って可愛いのはチョッパーじゃなくてゾロか…。
 ゾロは、石川五右衛門かと思いました。そのセリフは、間違いなく五右衛門です。でも、今回はマゾな部分が出ていなくて残念っちゅーか……いやいや、敵が弱すぎたんですよね。だからあえて自ら「見せ場を」と最初の方のシーンで頑張っていたのですよね。でも血を流してナンボ…みたいな人なのに(←激しく勘違い)、今回はファンは不満が残るのではないでしょうか? うん、でも船長のサポートも、方向音痴もしっかりエピソードに入っていたので私は満足です。技も、かなり馴染みのあるオーソドックスなものでしたし。
 船長と狙撃手は、アホ満開です。凄いです。キラキラしまくりです。ウソップは、「○○してはいけない病」が、最近最後まで言えない状態で、ちょっと可哀想(笑)言われる前につっこまれるあげく、船長には言われる前に実力行使で連れてかれてましたね。やられキャラ、ここに極めり。ルフィは、言うことなし。映画になると、途端に格好良くなるから不思議です。2時間の間にキメないといけないですからね。今回は「すっげーっ!!」と興奮しつつ、最後の方はやはり見せてくれます。敵があっけなかったのだけが心残り(笑)ラチェット弱すぎ…。
 さあて、サンジくんの話題に。ここから、かなりオタクな話題に突入しますので、ご用心あれ(今までの文章は何なんだ、というツッコミは無視)。サンジくん、メロリンしまくりでした!! くるくる回りまくり。ハート飛ばしすぎ。鼻の下のばしまくり。でれでれしすぎ。だけどフェミニストぶりは思わず親指を立ててしまう程です!! ナミさんを庇う庇う庇う。かばいつつメロリンしていたのはどうかと思いますが、自然に守っている姿にかなり「おっ」と思いました。最後太股の上ではあはあ言ってたのはどうかと思いましたが、それでもナチュラルに抱えてあげていたりするシーンは「おお」と思いました。←肯定だか否定だか分からない書き方だな、オイ。ローバさんに対しても、きちんと対応していたし、こりゃ「女性には優しく」の信条の人なのだ、と改めて認識。そういうフェミニストな所は結構好きです。あと、ことあるごとにゾロに突っかかっていたのも良かったです。おまけに「じゃれてる」と評されていたことに、思わず「ナミさん公認?!」と深読みしてしまいました。同人的発想でゴメンナサイ。ゾロとサンジが仲良くしている(いろんな意味を含む)のを見るのは、映画アニメ原作二次創作問わず大好物です。ま、今回はゾロナミなシーンの方が多かったわけですけどね。サンジくんはむしろロビンちゃんとのシーンが多かったイメージがあります。そして、なんですか、あの色気たっぷりの「ムートン・ショット」は!! いつもなら声張り上げて豪快に技を決める所なのに、格好良く決めましたよ……。サンジじゃないみたい!!←失言。あと、「メカ弱いんだよなー」と、派手に壊しまくってナミに「ごめんなさい」と素直に謝っている姿にも新鮮味を覚えました。可愛いじゃないか、ちくしょう。でもメカ強いと思ってたよ…。ルフィ→ゾロ→ウソップ→サンジ→チョッパー→ナミ→ロビンの順で知識があると思ってるんで…まーだー、頭はいいと思っていたのに……。
 で、「ひらたでーた」を拝見して、舞台挨拶の模様も知ったのですが、平田さんは放映当初と比べてサンジが随分変わったと指摘を受けたようですね。そして真弓さん曰く「尾田先生が、平田さんのキャラに引きずられて(サンジを)描いている」…と。あー…なんだか、峰倉さんからも同じ発言を聞いたぞー。平田さんすげぇ。でも、それって声優としてどうなんでしょう? 力業…。キャラを自分に近づけさせるって…ホントは逆じゃないといけなくない? でも天然でやってんなら、力業も才能のうち? いやー、改めて好きになりましたけどねっ。今後の活躍も期待しております。二枚目サンジでも、ハジケたサンジでも。