恐ろしい来月をこなすために

後輩ちゃんのこともたまには。
まだまだ不安感はあるものの、ようやく少しはほっておいても大丈夫になってきました。
もっとこうしたらああしたらと思う所ばっかだし、私がお客さんなら「大丈夫かな…」と思わざるを得ないのは確かなんですが、まぁそれでもなんとか当たり障りのないバージョンはこなせるようになったかな、と。
簡単に辞めないで居てくれてることはほんとに感謝なんだけどね。「もう一声!!」みたいな感じ。


問題は、スタンダードな事例だけじゃない時な。
ちょっとでも知らないこととか、返答に困ることが出てくると固まる固まる。
周りに聞こうとするけど、何を聞いてるのか要領を得ない時がある。
お客さんの意向はどうなのか、というのをきちんと把握せずに振ってくると、結局二度手間な。
例えると「どこそこの電話番号を教えて欲しい」と言われたとする。
その欲しい理由が何故なのか、ということを聞け、というのです。
ナビに入れたいからかもしれない。自分で予約したいからかもしれない。
でももし車で行くのにそぐわないような駐車場のない場所と知っていたなら? 予約はそこでは取れないと知っていたら?
お客さんに迷惑が掛かるし、「聞かれたから答えた」だけではサービス業としては不合格な気がするんですよね。お客さんも「言ってくれたらいいのに」てなるわけで。もちろんこちらが知らない事柄に対しては仕方ない部分もあるけれど。


つっこんだ話っていうの、結構難しいの私もよく分かるんですけどねー。
私だって失敗してたことも多いし。
今でこそ平気で知らない人とも話しているけど、高校大学の頃なんて知らない人に電話するのとかホント怖かったもんね。


で、後輩ちゃんの話に戻すと…さすがにその失敗をリカバーする手立てはいくらでもあるわけです。ええ、もう一度聞くとかね。
そこに踏み込むのが、後輩ちゃんまだまだなんだよなー。
応対がすさまじくしどろもどろ。
ちょっとイレギュラーなことになると、ほんと使い物になってない。
ただ、今までなら助け船をすぐに出してたんですが、ちょっと厳しめに行かなきゃな、と。
ついつい最短ルートを自分で片付けてしまうのが私の先輩としての立場としていけない所だと把握しているので、「自分でなんとかしなさい」という感じであえて無言を決め込んでみました。「すぐ電話して聞いてみ!」て横から言ったらよかったんですけどもね。簡単に答えを教えては、これまた成長にならないか……と。

まぁ悩んで失敗して答えを導き出したら、次はもう間違えないし。


あ、もちろんお客さんに不具合を被らせるような事態ではなかったからほったらかしにしてたんですけどね。
(身内には迷惑掛けるけど)
案の定後から上司から言われていて、また泣きそうになっていたおまけつき。
でも上司が「結局どうなったん? どういう風に処理したん??」と聞いて、「こうすべきだったああすべきだった、でもしなかったんだから、今はこうしておいたらいい」とアドバイスする役目を本当は私が担わないといけないのかなーと。横で実は私が一番反省していました。


人を教えるのって難しいなー。


私、人に物を教えた経験があまりにないんだよね。
中学の時の部活くらいだろうか……。高校三年生の時はパートに一年生の後輩がいなかったもんで、教えたことなかったはず。
バイトの後輩……? 前の仕事の後輩……? いずれにせよ、半年以上かけて長く長くつきあって教えていくみたいなのしたことない気がする。あ、去年の夏までいた後輩はちょっと論外ね……。
意外に私のウィークポイントではありますなー。

ここも克服していかなきゃいけない所なんだろうなぁ。いつまでも末っ子気質のままではいかんだろうなぁ。



まぁ一回り以上年の離れた後輩ちゃんより私の方が気持ちは若い気がするんですけどね。
ふと思い出したSさんとの会話。お仕事も推し事も忙しいという話をしていた時の会話。
「忙しいよな。イケメンにきゃーきゃー言わなアカンし」
「言ってないですよね……?きゃーきゃーは。39歳男性を可愛いって言い続けてますけど」
可愛いって言うのに忙しいです。

ところで私が後輩ちゃんの立ち位置なら確実に私とSさんの会話によく浮上する名前を検索したり、横目できっと確認しているであろう私のTwitterのアカウント名検索したりしてると思うんだけど、どの程度気付かれているだろうか……と少し不安になったりする。