感想文

零崎人識の人間シリーズ4部作

読み方がいまいち分からなくて、出夢→伊織→双識→戯言遣いて読みました。 うん、別に普通に読めた。どういう風な順番で読むと、一番伏線とかハッキリするんだろう? ま、いいんだけどね。 人識くんが、どうして人識くんになったのか…が分かるという4部作でし…

紅玉いづき『雪蟷螂』

人喰い3部作。最終話。 泣けるのを期待していましたが、特に今回は泣けなかった。 というところで、はた、と泣けるのを期待していた自分に申し訳なさを感じました。 なんというか、「それだけ」を期待していた。 でもそういう読者は多いと思うのね、前回と前…

妖怪アパートの幽雅な日常8〜10

ラストに向けての怒濤の展開というか…結構色濃いエピソードが満載でした。 とくに、8巻はすごい!! いろんなサイトさんで感想とか読みあさっているのですが、ほんとに普通に読むのが困難なくらいアレでした。 そういう風にしか読めない自分もどうかと思う…

妖怪アパートの幽雅な日常4〜7

Sさんに「五巻からがまたさらにおもしろくなるよ〜」と聞いて、いてもたってもいられず、買い読みました。 今日帰りに最後まで買ってしまうでしょう。噂に違わず…というのは前回書いた感想のとおりなんですけど、いやはや、ほんとに千晶センセがかっこいいっ…

海堂尊『極北クレイマー』

この人の作品、最初の頃は「医療モノだけど分かりやすくて凄い面白い!」だったんだけど、最近物語の面白さより、「この人は現場で嫌われていそうだなぁ」と思って読んでしまいます。 巧妙というか…もうここまできたらあからさまに「通らない意見を物語にし…

辻村美月(チヨダ・コーキ)『V.T.R』

「チヨダ・コーキ」の作品と言いたい。 辻村さんの作品とはテイストが違います。 ちゃんとラノベという感じになっています。そして、まだちょっと稚拙な感じ? それが全部計算尽くなら凄いことなんですが、その薄い感じに「もったいない!」と思わざるをえな…

香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常』1〜3

いや、噂に違わず可愛くて、楽しい物語でした。 ちゃんとしたゴハンが食べたくなる………!! 今なんか出来合のモノとか外食で済ませがちなので、ちゃんと美味しいご飯が食べたくなる!! るりるりの作ったゴハンが食べたい!! まぁこの作品を読んだ人誰もが感…

羞恥

さて、昨日は月末恒例の本の購入日でした。 ゼロサム、トレトレ、南野ましろ「なんとなく、大丈夫」、遠藤海成「まりあほりっく6」、もち「キューティクル探偵因幡5」 ただ、アニメイト土日は凄い人なので、ちょっとゆっくり見るのは断念しました。まぁ今月…

「限界Revolution」

はい、お待たせしました。 ようやく何か落ち着いた感じかします。 そりゃ一日何回も聴いてたらな……。 では感想に参りましょう。 先に言っておきたいのは、私は決して愚弄したり否定したりしているわけではないということ。 どういう風にとらまえていいのか、…

辻村美月『スロウハイツの神様』

初辻村作品。 結構読みやすい感じでした。ちょっと食わず嫌いしていたかな? 女性の描くちょっと甘酸っぱいというかキラキラした青春とか、ほの暗い青春とか、なんかあんまり好きじゃないなー…て思ってしまっていたので……。 でも、まぁいい感じでした。一言…

伊坂幸太郎『SOSの猿』

「誰かが痛い痛いって泣いてるんだ」 人のSOSの発信が気になって仕方がないという主人公と、唐突に挟み込まれる猿の語る因果関係を探る「青野」という男の話。 どこでどう関係してくるのかと思ったら、どんどんリンクしていって…だけど、どこかちょっズレて…

『虫とりのうた』

メフィストらしいっちゃらしい。 もうちょっとおどろおどろしい都市伝説ぽいのかと思ったら、そこまでではなかった。 もういいかな?虫とりのうた (講談社ノベルス)作者: 赤星香一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/07メディア: 新書購入: 2人 クリ…

『無貌伝〜双児の子ら〜』

伝奇ミステリって言うのかな? わりと、「昭和が続いてました」とか「戦争が終わってませんでした」とか「実は全員死んでました」とか「実は江戸が続いてます」とかいう設定が薄ら寒くて好きなんですけど、これもその属するものかなー?て感じです。地名がち…

BLEACH新刊…京楽さんの力におおー!となりました。こわすぎる…。そろそろ終わる勢いな感じですけど、まだ続いているんですよね…?BLEACH 43 (ジャンプコミックス)作者: 久保帯人出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/02/04メディア: コミック購入: 4人 クリ…

鏑木蓮『屈折光』

医者であるということと、尊厳死と、親子の形と、BSEについて書かれたミステリです。 なんというか…医療のこととか牛のこととかかなり詳しく書いてあって「あれこの人お医者さんだっけ?」みたいな感覚に陥るのですが、そういえば前作『東京ダモイ』はシベリ…

山ほど買ってます。 まずWARD…異聞を除けば読みたいのは1つ2つという雑誌をまた性懲りもなく買いました。異聞はやっぱりお師匠様好きだなー…と思いました。あのセンスはさすがです。久米田夏緒「ボクラノキセキ2」…続きが最新のWARDで読めてお得です。やっぱ…

白河三兎『プールの底に眠る』

最新のメフィスト賞作品は「青春ノスタルジィ…ちょっと暗めでやさしめ」て感じでした。 好きな人多そうだなぁ。 少年少女が抱えるココロの闇は、結構残酷に複雑で、痛々しいくらいに捻くれてる。それがわりかし美しめに描かれていて、昔を思い出すのに十分な…

デュラララ7読みました。私は、なんであんな変態が好きなのか分かりません……。新羅さんが好きと言うだけでなんか人格を疑われそうですけど、あの小説の中で唯一の良心っぽいセルティが好きって言うてるから、なんだかまだ救われます。一番の化け物が一番普通…

出勤前に買いました。ほくほく。 シエルトレトレ…読んでる最中。 「銀魂32」…猫の話はわりと好きでしたが、これを嵐電で読んでいた私は結構強者だと思う。 タマちく「殺し屋さん4」…未読。 成田良悟「デュラララ!!7」…未読。アニメイトで特典もらいました…

汀こるもの「赤き女王の名の下に」

タナトスシリーズ第5段! コンスタントに出版されると思ったら、これがメフィスト賞用に書きためていた分ラストということですね。これからが正念場と作者自身が言っているのですから、そんなに不安感はないですけど、やっぱり期待はしちゃうので時間は掛か…

日明恩「ロード&ゴー」

凄いスピード感です。そして、相変わらず泣かせてくれます。 警察、消防ときて今度は救急。 日明さんの物語は知っているようで知らない仕事の現状を教えてくれます。 私は救急車を使った経験がありません。幸いなことに同乗したような経験もなし。 だから、…

「にゃんこ亭のレシピ4」椹野道流 相変わらず、ごはんが食べたくなる本です。相変わらず、ゴータはいい男です。 ほっこりする。椹野さんのキャラの食べるゴハンはどれもこれも美味しそうなんですけど、これはさらに安心感がある。 ちゃんとおうちでゴハンを…

ONE PIECE56……スゴい展開になってます。ボンちゃんには泣かされた。しかし、そろそろ、他のメンバーに会いたくなってきました…(笑)映画もはやく見に行きたいです。BLEACH……京楽さんが好きです。卍解も見られるのかどうなのか。浮竹さんは戦ってる時も飄々…

ゼロサムはまだ読めていません。が、何のために買っているのか本当に分からないことだけは今回も確認しました。 おがきちか「Landreaall15」……やっぱり、これがいまイチオシのマンガ。だんだん過去のことがハッキリしてきて(1巻読み返したら確かに書いてあっ…

色々買いました。 「銀魂31」…やはり、このノリの方が好きです。アホな順位争いだけで4話も作っちゃうノリが。で、ちょっと泣ける話も入れちゃうよ的な。 「ハレグゥ」…まさかの最終回でした。そうか、まぁいつか終わるとは思ってたけど。衝撃のラストでした…

『食堂かたつむり』

食というのは大切で、色々な感情を培うためにも必要なものだということが書かれています。多分。 または「ロハスいいよ!」みたいな?決して好き系な話ではありません。「男に家財道具一切持って逃げられて、田舎に帰って食堂を開きました」みたいなノリが正…

昨日買ったの。 峰倉かずや「Salty-dog6」……ラストの絵に泣きました。外伝絵はそれだけで凄い泣ける。天ちゃんとケン兄の絵はもう、駄目だ。涙腺が弱くなる。外伝が切ないのは、最後が別離であるから。先を見据えた別離。それがあの2枚にこれでもかとぎゅう…

汀こるもの『リッターあたりの致死率は』

タナトスシリーズ。魚魚魚。魚ミステリ。魚好き、美少年の双子好き…にはたまらない本です。…どんな紹介や。 なんでもいいけど、クセになります。 「もう魚はいいよ」という気持ちにさせられた2冊目から、どんどん「もっとやれ」という気分になってきます。あ…

遠藤武文『プリズン・トリック』

江戸川乱歩賞です。江戸川乱歩賞の作品はたいがい好き。今回もかなり煽られる帯だったので、早速図書館でお願いしました。 刑務所内で起こった密室殺人。なぜ犯人は刑務所内で殺す必要があったのか、どうやって逃げたのか…。 かなり惹かれる冒頭でした。 た…

色々買ってるのに、書いてません。 ゼロサム…ますます買う意味が分からなくなってきた。ランドリオールだけ読みたい。しかし革命の真実って1巻で語られてたの? え、私が読み込めてないだけ? あのマンガは「そんなんとうに分かってることじゃないか!読んだ…